先日、娘の小学校で運動会がありました。
日本の運動会は、アメリカに行く前、年中さんの時に私の実家近くで途中入園した幼稚園で経験した以来だったので、すごく張り切って練習していました
娘の種目は、玉入れとダンスと全員参加のリレー。
1年生はみんなただただ可愛くて、一生懸命でした
感染対策で学年を分けての実施だったので、1年生と2年生が合同でやったんですが、
2年生のリレーを見ていて涙が止まらなくなってしまいました。
1番目に走った子の中に1人、知的障害のある子がいました。
時間はかかったけど、すごく一生懸命走って、その子が走るコースを立派に走り切りました。
その子のバトンを受け取る男の子の顔が印象的で。その真剣な瞳と、バトンを取るやいなや走り出した背中がとてもかっこよくて。バトンを受け取る時に、彼を少し前にリードさせていた先生の表情も本当に真剣そのもので。
その時点で第二走者は皆次の人にバトンを渡すくらいで、半周の差が出ているのに、不貞腐れもせず、一生懸命走っていて、本当にえらかった。
こういう真剣な顔って、そういえばアメリカでは見ることなかったなと、気付かされました。
だから不意打ちで、心を揺さぶられたのかもしれません。
1年生は一生懸命さが微笑ましく、2年生はみんな真剣な表情がとにかく印象的でした。
アメリカでもField Dayがあったけど、お楽しみという感じで、お友達と本当に楽しそうにじゃれ合う姿が見れる日で、真剣な顔を見る日ではなかった。
娘は、6年生の組体操を教室のテレビで見て、すごかった!と感動していました。
アメリカの娘の学校は、単発のイベントはあっても運動会や合唱発表会みたいに、何かの行事のために練習したり準備したり、ということはまずなくて、日本は運動会だ音楽会だーって練習に授業時間割いて、そういう時間ってなんか無駄な気するなーなんて思ったこともありました。
でも、ただ楽しいだけではない、ピリッとした緊張感の中で実力を出す。真剣になる。そういう経験って、貴重だと思いました。
運動会は小雨模様の曇り空だったけど、今日は本当に気持ちの良い秋晴れでした
来年は晴れると良いね