どれだけ眠っていたのか、目が覚めたらジュンスの姿はなかった。
そろそろと起き上がり、カーテンを開けて外を見ると、
陽が落ちた後で、すっかり夜になっていた。
ダルイ体をベットに横たわらせ、ボーッとする。
ジュンスがあんなに歌がうまかったなんて…
正直驚いた。
いや、歌自体が 上手とか下手とか、そういう次元ではない。
歌声や、視線や、表情や、目に見えるものだけじゃない、周りを包む空気までが、
俺を飲み込んだ。
ジュンスの想いが自分の中に ドッと流れ込んだ感じだった。
悲しくて、切なくて・・・・愛しい。
その気持の純粋さに、天使に見えたほどだ。
あぁ・・・今も耳に残っている。
ジュンスの声が。
「ジュンス・・・・」
散歩にでも出てるんだろうか。
こんな雪の街で・・
俺は身を起して、シャワーを浴びにバスルームへ向かった。
熱めのシャワーを頭から浴びると、
少しずつ頭がスッキリとしてくる。
タオルで滴を拭き、鏡を見て ドキリとする。
いたるところに 赤いう っ血の 痕が見える。
胸に、脇腹に、足の付 け根に・・・最終的には全 裸 で抱 き合った。
それはいい。
それは・・・・
その中でも一際、赤く皮 膚が充 血している場所に指 先で触 れた。
ドクン、ドクン、ドクン・・・・
強く音を刻む。
俺の首 元は、真っ 赤になっていた。
瞬間、ジェジュンの 吸 血を思い出す。
ジュンス・・・ジュンスも血 を吸いたいのか?
首元に置いた指は震えていた。
俺は コートを着て、マフラーを巻いて、濡れたままの頭にニット帽をかぶって、外に出た。
ジュンスに会わなければ、おかしくなりそうだった。
誰かの血 を吸うのなら、俺の血 を吸って欲しい。
「ジュンス、、、ジュンス、、、、どこ・・」
雪は止んでいたが、凍てつくような寒さに身を震わせた。
ジュンス・・・・
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ホント・・・・好き。
マジで溜息漏れちゃいます ♡
おまけの シャワーシーン。




ステキ (///∇//)
背中、肩、肩甲骨の動き・・・カッコいい (〃∇〃)