それから 僕たちは 夜におしゃべりをして、昼間は ただの人形のように眠った。
僕は ユチョンに夢中だった。
ユチョンに微笑まれると嬉しくて、
ユチョンに触れるとドキドキして、
ユチョンの声に聞き惚れた。
まだユチョンは たくさんはしゃべれない。
けど、少しずつ言葉が増えていった。
ユチョンの声は、甘く低い。
声までカッコいいなんて、なんかズルい。
その声で名前を呼ばれるとたまらなくなるんだ。
「じゅん・・す・・・」
「なに?」
「すき・・」
「スキ?」
「じゅん・・す・・・すき・・・」
「うははん //// 恥ずかしいなぁ~・・・僕もだよぉ~////」
僕の世界は ユチョンでいっぱいになった。
「じゅん・・す・・・これ・・・ない・・」
「コレ?」
「ない・・・」
「だって /// 恥ずかしいよ・・ /// 」
ユチョンが僕の服を引っ張る。
初めて動いたユチョンを見た時みたいに、僕の服をグイグイ引っ張る。
「どして?裸がいいの? /// 」
すると、あの時のように すごく嬉しそうに笑った。
その笑顔はズルい。
「じゃ、ユチョンも脱ぐ?」
「・・・・まだ・・」
「僕だけ?」
返事の代わりに、笑顔を見せる。
「ヤダよ /// 僕だけ裸なんて・・」
「・・・・ない・・・じゅん・・す・・・いった・・おこる?」
確かに僕は言ったんだ。
服を脱ぐのを嫌がったりしないから・・と。
でも あの時は、ユチョンが昼間は動けないなんて知らなくて・・
怒って動かなくなったのかも・・って思ったからで・・・
「・・・ない・・よ?・・じゅん・・す・・・すき・・・」
ホントにユチョンはズルい。
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「ない・・・よ。ポイ・・ ^^ 」
