廊下に出て、壁にもたれ そのままズルズルとしゃがみ込んだ。
緊張と、恐怖と、濃い異空間から逃れた安堵で、全身のチカラが抜けた。
手の平が汗で濡れていた。
いろんな事が目まぐるしく頭の中を駆け巡っている。
ジュンス・・・
ジュンスが恋しかった。
自分を自分で抱きしめ、心を鎮めようと大きく息を吸い込む。
ゆっくりと吐いたものは、震えていた。
ジュンス・・・
今の気持ちをどうしたらいいのかわからない。
ドラキュラ、血・・・
ただ、ジュンスの腕が恋しかった。
あの力強い腕に抱かれて安心したかった。
部屋に帰ると、ジュンスはベットの上で雑誌を読んでいた。
「ジュンスっ・・」
傍に駆け寄り、抱きつく。
勢いよく抱きついたから、ジュンスを押し倒し、
そのまま ぎゅうぎゅうとジュンスを抱きしめる。
「ユチョナ?どうした・・」
「んんん、、、」
「ユチョナ?」
「・・・ジュンス、、、、シヨ」
「だから どうした・・」
「俺をもっと抱きしめろよ」
「顔を見せろ。訳が分からない」
「俺を抱くのに、理由とか・・いらないだろっ」
自分でも無茶を言ってるのはわかる。
でも 何も聞かずに、抱いてほしかった。
さっきの光景を忘れたかった。
「ジュンス、、、好きだ」
「あぁ、オレもだ」
その言葉に 別のスイッチが入る。
「ホントに?それは俺を見て言ってる?
・・・ミッキーじゃなくて、、、、ユチョンを、、、俺を、、、」
顔を見られたくなくて、ジュンスを抱きしめたままいたのに、
体を起こされ、顔を覗き込まれた。
さっきの興奮からか、心の中でずっと渦巻いていたものが一気に噴き出す。
ずっと聞きたくて、聞けなかった。
「俺は・・・いつまで身代わり?」
「ユチョナ、、どうした。何で泣いてる・・」
「わからない・・わからないよ・・・・」
「オレが愛してるのは お前だよ、ユチョナ。」
「俺は、、、昔の、、っ、、、、ジュンスが愛した男の、、、身代わりなんだろ・・・」
「は、、、、、
バカだな、、そんなこと思ってたのか?オレにはお前だけだ。
誰の代わりでもない。ミッキーは死んだんだ。
オレは、今をユチョナと生きている。
夕陽の美しさを教えてくれたのは お前だ。
真っ暗な世界に生きていたオレに、光をくれたのは お前だ。
ミッキーでも、他の誰でもない。ユチョナ・・お前だ。」
ジュンスの瞳が揺れている。
長い時間を 一人で旅して来たジュンス。
心に一人の男を残して、たった一人で・・・・
「ユチョナ・・・」
ジュンスの想いが その瞳から、掠れた声から伝わってくる。
孤独に耐え、愛に飢え、生きてきたジュンス。
初めて会った時を思い出した。
俺の顔を見て、涙を流したジュンス。
俺は・・・ジュンスの笑顔が見たいと、、そう思ったんだった。
俺は愛の上に欲をかいているのか?
瞬きをした瞬間に大粒の涙がぽろっとこぼれた。
ジュンスが涙を唇で吸い取る。
力強い腕に抱きしめられる。
「オレを信じろ。 オレにはユチョナしかいない。
お前こそ、オレのそばを離れるな。」
「うん、、、うん、、、、、」
「オレが愛しているのは ユチョナだけだ」
「うん、、、」
「もう泣くな。
愛してる・・・ユチョナ、お前をだけを愛してるよ」
ごめん、ジュンス・・・
それでも 不安なんだ。
ずっと・・自分は身代わりのままだと思っていた。
一緒にいるのに、ジュンスの心が自分以外に向いているのがイヤだった。
「うっ、、、じゅん、す、、、、ジュンス、、、、」
この手を離したくない。
誰にも渡したくない。
体も、心も・・・
どうしようもなく、、、俺は恋に堕ちていた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

もぉ~ い~くつ寝るとぉ~ JYJ ~ (≧▽≦)
ゆすの リアルに 萌え禿げて~
ヒョンの 裸に 釘づけだぁ ~
は~やく 来い来い シングルよ~ (≧▽≦)
お正月の歌 バージョンでお送りしました(笑)
で、シングル は いつざんしょ? ヽ(゜▽、゜)ノ