ジュンスがそばにいて ホッとした。
あまりにもいろんなことが一気に起きて、
どこか夢でも見ているような・・・ふわふわした気持ちだ。
それでも、隣にはジュンスがいて・・・それが嬉しい。
初めて、抱かれた。
怖かったし、苦しかった・・けど、それだけじゃない 。
ジュンスの事が好きだと、心で 体 全部、指先まで ジュンスに染まった感じた。
ベットに座って、俺の前髪を梳くジュンス。
その指先が心地よくて、気恥ずかしくて 布団に顔を半分隠した。
「ジュンス、シャワー浴びたの?」
「あぁ、ユチョナのがいっぱいついたからな」
「ばっ /// 俺の、、だけじゃないだろ /// 」
「くくっ ww 」
ジュンスが笑いながら ベットに入ってくる。
狭いベットの上で、俺を抱き寄せる。
「ジュンス、俺まだ体がベタベタしてるのに・・」
「いい。どうせ また汗まみれになる」
「・・・・それ どういう意味?」
「ん?わからないか?」
「今日は もう無理だから!」
「くくくっ ww 」
ジュンスが笑う振動が 優しく俺を満たす。
背中から抱きしめられて 自分が女みたいだと、少し思いながら。
でも この腕の中は安心できた。
昔から知ってるような・・そんな気分にもなる。
腕枕をされたジュンスの腕を取り、その手を見た。
男にしては 小さめの手。
色が白くて、肌もキレイで、指も長い。
よく見れば 男の手なのに、どこか中性的で 色気がある手。
「ジュンス、これ・・」
ジュンスの左手の親指に刃物で切ったような傷があった。
自分と同じ場所に同じような傷が。
俺にも 親指に刃物傷のようなアザがある。
痛みなどはなく、ただ そこに印のようにあるアザ。
親に聞いてみても、生まれた時から あったのだと。
何となく ジュンスの親指に自分の指を合わせてみた。
気のせいか、一瞬 その部分が熱を持ったような気がした。
瞬間に、ジュンスが ガバッと身を起こし、上から押さえつけてきた。
「何をしたっ」
「、、、あ、、、え?・・・何も・・・・」
さっきまでの優しい表情から一転して、険しく問い詰められる。
人形のような冷たい 表情のないジュンス。
・・・怖い。
睨まれているだけなのに、圧倒的なチカラを感じる。
何をしても敵わない。
逃れることもできない・・・そんな チカラ。
俺は目を見開いたまま身を固くした。
「あ、、、俺にも・・・ここに・・・・アザがあって・・・・」
ジュンスに伸ばす手がブルブルと震える。
恐怖で身がすくむ。
ジュンスは乱暴に俺の手を取り、親指のアザを凝視した。
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ジュンスのキレイな手。

今日、久しぶりに鼻血でましてね。
ジュンスごっこを楽しんだ次第です(笑)
ユチョン、起こしに来て♡
