そして再び口づけられる。
「んっ・・・・やめ・・・」
僕・・・男とキスしてる!
僕・・・ウサギと!
僕の小さな可愛いミッキー。
それなのに、人の姿になると 声の低い大人の男だった。
僕のフワフワで可愛いミッキー。
それなのに、人の姿になると 硬い体の大人の男だった。
あの愛くるしくピョコピョコと飛び跳ねてくる ミッキーはどこへ行ったんだ。
ミッキー!!!!!
あの可愛い僕のミッキーが・・・
まさか 人の姿になるとこんなヤツだったなんて。
それも カッコいい部類の男。
その想像にもできない ギャップにショックを受けた。
てか、僕 男とキスしてるー!!!!!
耳を引っ張って キスをやめさせようと手を伸ばしたら、
その腕をシーツに縫い留められ、
目を見開く僕の唇を割って入って来たのは 男の舌だった。
「んんんっ・・・・ぅ・・ぁ・・・・・・」
こいつ・・・こんなことするの初めてなはずなのに、何か・・・気持ちいい。
ザラっとした舌が僕の咥内を撫でまわす。
抵抗しようにも 気持ちがよくて、 いつの間にか いろんな事が頭から吹っ飛んでいた。
男とのキスに夢中になって、その腕にしがみつく僕。
「はぁ、はぁ・・・・どこで・・?」
「毎日、ジュンスの唇を見ながら想像してた」
「ウサギが人に?」
「だって オレにはジュンスしかいないし、これは動物の本能だよ」
クスっと おかしそうに笑った顔は 見惚れるほど キレイで、
ドキドキと僕の心臓は音を大きくしていった。
ジッと その顔を見ていると、
「ジュンス、オレの事スキ?」
「え?・・・なっ、、何言ってっ ////」
「オレは ジュンスが好きだよ。
オレには ジュンスだけ。」
低い声が優しく 僕の耳元で聞こえた。
そんな風に告白をされたことのない僕は 心臓が爆発しそうだった。
こんな作り話のようなことが起こるはずがないんだと思ってみても、
僕は このミッキーと名乗る男をどこかで知ってる気がしたんだ。
頭では理解できなくても、肌で感じる。
それは やっぱり・・・僕のミッキー。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「イカれたうさぎ ってオレのこと?」

すみません。
たいした描写はないんですが、次2回はアメ限でヨロシクお願いします。
m(_ _)m ミヤネ。