ブラブラと ショッピングモールを歩いていて、 ペットショップに立ち寄った。
ガラス張りのケースの中に 並ぶ 猫や犬の赤ちゃん。
小さくて か弱くて、フワフワで可愛くて 見てるだけで癒される。
タオルの上で 寝てたり、小さなボールを転がして遊んでたり、
ガラス越しに僕の手に触れようと必死にガリガリとガラスを引っかいたり、
狭い部屋の中をウロウロしてたり。
どいつもこいつも可愛い。
1人暮らしの自分の部屋に ペットがいたら 毎日癒されるんだろう。
だけど学生の僕は、毎日のように大学へ行かなきゃいけなくて、
世話の事まで考えると ペットとの生活は難しいと言わざるを得ない。
だから たまにこうやってペットショップを訪れては 可愛い猫や犬を見にくる。
その日も 小さな猫や犬を一通り見て店内を歩いていたら、
ゲージの中にウサギが何匹か入れられていた。
おっ ウサギ!
ふふっ ウサギも可愛いなぁ~。
しゃがんで じっとウサギを見ていたら、ピョコピョコと一匹が寄って来た。
まだ子供なのか 小さくて 真っ白で 見上げてくる 大きな黒い瞳が愛らしい。
フワフワな毛並みを触ってみたい。
けど噛まれたら怖いし・・・とゲージの隙間から 指を入れ、お尻の毛を撫でた。
すると長い耳がピクと動き、甘えたように首をかしげて僕を見た。
うはぁぁぁん ////
か、か、か・・・可愛い!

僕は そのウサギに一目惚れしてしまい、
ウサギの飼い方の本と共に、ゲージや エサなど一式揃えて購入し、
その日のうちに ウサギを連れて帰った。
「ん~ 名前どうしよっかなぁ~」
真っ白だと思っていたが よく見れば 体の胸の所だけが微妙に色が違っていて、
ミッキーマウスのような形をしをしていた。
「よし!お前は ミッキーだ ♪
おい、ミッキー!今日から お前はミッキーだぞ。うははんw」
僕は上機嫌で ミッキーの体を優しく撫でた。
手の平に乗るくらいの小さな ミニウサギのミッキー。
柔らかな毛並みと 温かな体温。
話しかけると見上げる 真っ黒な大きな瞳が少し細められたような気がした。
「今日から 僕がミッキーのパパだからな ^^」
そして 僕とミッキーの生活は始まった。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
「オレの名前は ミッキー!よろしく!」

はい。
風船の うさぎユチョンです。
ちょっと癒されたくて 懐かしい風船の動画を見漁っていました。
そして この お話が生まれました。
うさぎさん、元気です。
若干、お笑い うさぎさんww