パク王国にある『ミッキーランド』
そこは まさに夢の国だった。
「ユチョン王子ぃ~ すっごいよ!
僕、こんなに楽しいところ 初めてだよ ♪」

僕は 興奮していた。
見るもの全てが目新しい。
「ジュンス王子 ようこそ。夢と魔法の国へ。
ほら・・あれが デコりん城だよ。」
「わぁ~ でっけー!
上の方の窓がピカピカしてるー!」
「あの城はね、オレをイメージして作られたんだよ。」
「だからキレーでピカピカしてるんだぁ。うきゃんきゃん」
「ジュンス王子・・そのミッキーの耳似合てるよ。」

広い園内にあるアトラクションを一つずつ案内してくれるユチョン王子。
ユチョン王子が通る度に 女の子がキャーキャー言ってる。
ユチョン王子って ずいぶん人気があるんだなぁ・・
確かに、ユチョン王子はカッコいいし、優しい。
男なのにキレーで・・・

なんて事を思いながら、ユチョン王子を眺めていたら
「ん?ジュンス王子どしたの? 疲れた?」
と優しい笑顔で背中に手をまわされた。

「え?だ・・大丈夫。なんでもないよ。
喉・・そう!喉が渇いたなぁって思って。」
「そうだね。ちょっとココで待ってて。」
そう言って ユチョン王子は 近くの店の中に消えた。
はぁ~ 焦った。
・・・ん?どーして僕があせるの!
なんか今日の僕 おかしいな。
こんな場所初めてだからかな

僕は解析不能な感情に首をかしげながら ユチョン王子の帰りを待った。

「お待たせ。 Tio ピーチ味ジュースだよ。」
「おっ!ありがと。
おっ おいしっ!コレおいしいよ!」
「そ?よかった。
じゃ、サッカーの練習の時に差し入れに持って行くよ。」
「ユチョン王子・・いつもありがとう。
練習もできないのに、見にくるだけで退屈しないの?」
「ん?楽しいよ。
ジュンス王子が元気に走り回ってるのを見てるだけで楽しいんだ。」

ユチョン王子の笑顔はいつもキレイだ。
あの笑顔を見ると落ち着く。
なんでかな?ん~ まっいっか うきゃんきゃん。
その後も、ジュースを片手に園内を見て歩いた。
「ジュンス王子。
そろそろパレードの時間だから、ココで見ていてくれる?」
「ユチョン王子が出るの?」
「そう。オレのお仕事ww」
「うん。楽しみに待ってるよ。」
僕の周りはあっと言う間に、家族連れや女の子でいっぱいになった。
僕は初めてだから、ワクワクする気持ちを抑え切れなくて気がついたら、歌を口ずさんでいた。
キャー!と歓声が上がる。
そこに現れたのは、ステージで歌うユチョン王子だった。

アレは?・・ユチョン王子ともう一人いる。
あの男の人もキレイな・・
僕の思考回路は止まっていた。
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ユチョン王子ともう一人の人と重なる声が僕の心を占領して、
何も考えられなくて、ただただ そのステージを見ていた。
まわりの女の子達のキャーキャー言っている声も耳に届かなかった。

やわらかなユチョン王子の声。
もう一つ重なる優しい声。
今まで見たどんなユチョン王子より 魅力的なユチョン王子だった。
僕と目が合うと 小さくウインクをした。
気がつくと、僕は
「ララララぁ~ララララ~」と一緒に歌っていた。

曲が終わっても 僕はボーっとしたまま、手を振ってステージを下がる二人を見ていた。
ユチョン王子って・・・歌がすっごい上手だ!
僕!僕も一緒に歌ってみたい!
早くユチョン王子に会いたいよ!

もう、僕 今日はビックリしてばっかりの一日だよぉ。
興奮に心躍らされる中、
ステージに何か出てきた。
アレは?

なに?

ん?

え・・・

あ・・・ ユチョン王子・・・・

( ̄□||||!!
最悪・・・

(恋ってなかなか うまくいかないもんねww)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
すみません・・・今・・・・・めっちゃ スランプ

おもしろい事 浮かばない(泣) ので、韓ドラをずっと見ています。