外に出た瞬間あんまり寒くて「あははは」笑ってしまう季節到来。
めちゃめちゃ冷え込んでいますよ~。
寒い夜は暖かい飲み物なんかいれて準備万端、
雪かきで筋肉痛になった腕をさすりつつ映画を見てほっこりするに限ります。
韓国映画の『木のない山』 すーごくすーごく良かった!
いなくなった母の帰りを預け先の叔母のもと待つ姉妹の物語なのだけれど、
世知辛い世の中を小さな肩を寄せ合い生きている姉妹を淡々と撮っていて余計に胸にぐっさり。
お姉ちゃん役を演じる女の子がこれがほんとにいいんだ。
頑張って演技していますなんていう感じが微塵もないの。
6歳でも下の子がいたらやっぱお姉ちゃんなんだよなあ、、、。(しみじみ)
結局叔母に疎まれ田舎のおばあちゃんのところに行くことになるんだけど、
おばあちゃんの温かさと朴訥なおじいちゃんの様子に、やっとほんのり淡く明るい光が見えたというか、
ああ、これからは彼女らは少なくとも自分たちが邪魔な存在だなんて感じずに生きていけるんじゃないかなあて思えたんですよ。
多くを語り過ぎることもなく感情のお仕着せもなく、感じることはこちら任せというこういう撮り方・終わり方がいい。
しかしですね、叔母のところにいる時二人がお金を貯める為にイナゴを捕ってそれを焼いたものを子供たちに売るんだけど、
(学校帰りに食べるおやつなんですな!)
手馴れた感じで葦の茎かなんかに生きたままのイナゴさんを刺してこんが~り焼くアップには参った。(遠い目)