ハート 「はい、あげる」 君の心が欲しい。 そう思ったら、紙でハートを切り抜いてくれた。 「そのハートは本物?」 思わず聞いた俺に、君は笑ってこう言った。 「この世にね、偽物のハートなんてないんだよ」 君の言葉はいつも俺のハートを締め付ける。 涙が出そうだ。 お願いだ、ジュンス。 「俺に君のハートを全部下さい」 ずっとずっと大切にするからさ。