バッタリ街中で遭遇した。

冷たい風に当たりながら夕日が沈む細道の午後4時。

「偶然だねー!」

「ほんとですねー!いっつもこの通り歩いてるんですか?」

「うん!会社近いからねー!びっくりしたよ」

「私もです!これからも会うかもしれませんね(笑)」

何気ないやり取りを終わらせ、2人は立ち止った足に再びアクセルをかける。

実はこの通りで会うのは初めてではない。
以前にすれ違った時はお互い他人で、前や後ろを歩く学生やサラリーマンと何ら変わらない沢山歩いている人の中の1人だった。



何を言いたいのかというと、
人は無意識の状態だと何にも出会えないんだという事。
淡々と過ぎていく時間のように、何もかもが目に映る一瞬の情報として流れていく。

マーケティングをしようとすると皆外部の資料を取り寄せたり街角でアンケートを取ったりするのに必死になる。本当はそんな外じゃなくて内に眠ってる。

何気ない日常の中に発見があったり気付きがあったり驚きがあったり。

ただの道でも横には隠れ家的なカフェがあったり、昨日とは違う、舗装したての新しい道が出来てたり、毎日同じ時間に3匹の犬を散歩させる女性がいる事に気づいたり。

同じ時間に同じ場所で同じ行動をしていても、人によって見えるもの考える事が違ったりする。




「意識」する事で初めて気付きが生まれる。




そう考えるとよくON、OFFの切り替えが大事!とかそもそもそんな切り替えは無用だ!とか言うけど、
「意識」「無意識」の切り替えの方がよっぽど大事なんじゃないかと思う。
仕事をする上でも人生を楽しむ上でも。

でもそれは、自分にとって何が大事であるかを分かってる事が大前提だけど。

秋元康はこの力がずば抜けてるんだと思う。
だからいつも頭の中の引き出しに面白い情報沢山持ってて、何かしらのタイミングで化学反応が起きてそれらが合わさって新しいコンテンツの種が生まれる。


まずは自分自身がワクワク出来る心を作る事から始めよう。

仕事が遊びで遊びが仕事。

そんなキャッチフレーズが目に飛び込んで思わず衝動的に買ってしまった。

「新しい男のルール」

勿論カードで。

支払いを先々に回す事で一時の安心感を得るというまさに現実逃避劇を引き続き繰り広げている。
(この癖は当分治らないと思う)

というのはどーでもいい事だけど、
「社畜」という言葉も今やバズワードとなって、書店のビジネス書や仕事術の棚には
ワークライフバランスを確立する生き方や、自由になる方法等を唱える本だらけ。

そんな中、潮凪洋介という著者のこの本を一気に読破してしまった。

これは自分が常々描いているワークライフインテグレーションという、
仕事もプライベートも相互補完的にいっしょくたにするライフスタイルをこの人は実現している生き方だったから。

内容は、自分の考えとか目標とかやってきた事とか本当ソックリ。笑

自分も将来エッセイとか自伝とか出版したら多分この本の内容と99%一致するだろう。

やっぱり自分のやりたい事を仕事にするのが一番良いんだね。

デキル人間とデキない人間の差は能力じゃなくて、相性。

本物の「天職」に出会ったら、やらされる仕事から生み出す仕事に変化するから
何時間でも仕事出来るしまさに遊びが仕事みたいな感覚になるんだろう。

恋愛も自分にとって高嶺の花だ~くらいに思える人と付き合えたら例え
その子が束縛が強かろうと浪費しようと我儘だろうと全く気にならないもんね。

あとは心の健康を保つ為にはやっぱり体の健康を作らなきゃダメだね。
運動すると前向きになったり行動力出てきたりっていうのはマジらしい。

あとは好きな人とデートする時は「空間」で差をつけるのがいいらしい。

デートをプロデュースする感覚ですって。
そう考えると楽しそうだね。

その人が目真ん丸にしてキラキラして驚くくらい非現実的でファンタジーな
世界に連れて行くとそのドキドキが自分への好意とイコールになるんだって。

多分自分の場合東京でそんなにすごいスポット沢山行った事ないから
恐らくその子と一緒になって自分も目真ん丸になってキラキラしちゃう自信あります。

なんにせよ、自分が目指す方向性の先には

「講演会」

「ワークショップ」

「エッセイ」

「メディア出演」

という幾つかの手段が見えてきたな。

なんにせよ自分の未来を明確にイメージ出来るいい本に巡り合えました。


とりあえずさっき筋トレしてランニングしてきました。
そしたら前向きな気持ちになってこの記事書けました。
ものすっごい腰が重かったけど、運動のおかげでこうしてキーボードカタカタ出来ました。
(とても単純な脳内の仕組みだと自負してます)

これからなるべくアウトプットの頻度増やしてくか。

エッセイストになるにはアウトプットの量大事だからね。

では。


























東京に上京してからもうすぐ2年が経とうとしている。

仕事にしても遊びにしても突き抜けてる人に沢山出逢ってきた。

そしてセルフブランディングが出来ている人に憧れる。
強い「個性」と「自信」を持っているからだと思う。

そういう、全身に電気が走るような衝撃を受ける人と会う度に、
とてつも無い高揚感と同時に

「自分が何者なのか」

という不安も襲ってくる。

考えるけど結局結論に辿りつかなくて、
何から始めていいのかも分かんないし
自分が今まで歩んできた道が正しかったのかも分からなくなる。

だから自分は何を目指していて何を達成したいのか
よく考えるようになった。

それが多分1年くらい前の事だと思う。

周りは目標に向かって着々と進んでいる。

自分は何に向かっているのか分からない。

むしろ分からないから何も動けてない。

ただ立ちすくんでる間に横を色んな人が通り過ぎてく。

実体も掴めない何だか分からないモノに対しての焦りと
ずっと向き合ってきたけど、結局は自分の中の
夢と手段をイメージ出来てなかったモヤモヤだったんだと思う。


すんごい考えた。考え抜いてハゲるくらい考え抜いた。そしたら少し見えた。

それって意外とシンプルで、
自分がやりたい事や叶えたい事は全部「人を楽しませる」の一言に凝縮されてる。

しかも具体的な形にはこだわりが無い。

イベントでも、音楽でも、アーティストでも、映像でも、ドラマでも、広告でも...
その価値を最大限に引き出して世の中にムーヴメントを起こすような
コンテンツプロデューサーになる事がゴール。

じゃあこれを叶える為にはどんなスキルや経験が必要なんだろう。

マーケティング(グロースハック)、会計、営業、権利、人脈、プロモーション...
沢山あるが要はこれらを習得せずしてこのビジョンを達成する事等出来ない。

手段や必要な経験が見えた瞬間、いてもたっても居られなくなった。

丁度仕事で札幌に転勤していた時、友人とイベント企画の話をした。

なんて事無い、ただの大勢で集まる飲み会だ。
でもそれを"ただの飲み会"で片付けたくなかった。

せっかく企画するんだし、自分がやりたい分野だし。

だから妥協せずに色々仕掛けを作った。
一緒に動いてくれる同志を集めたし、
オープニングムービーやエンドロールを制作したし、
音楽とか会場の雰囲気もこだわったし、
催しも考えたし、呼べるアーティストを手探りで片っ端から調べたし。

結果としてすごい皆喜んでくれて、ちゃんとしたイベントになってて、

あー、やっぱ自分はこういう事をやっていきたいんだなーって
高まった自分の体の熱で改めて感じた。

だから、その時協力してくれた友人達にはとてもとても申し訳ないけど、
本当は自分自身の夢を再確認したかったし、今の自分の力で
どこまで出来るかっていうのを知りたかったのもあって、
あーゆーイベントになった。勿論それが全てじゃないけど。
自分にとってはって話です。
でもほんと協力してくれて感謝です。

そっからとゆーものの、森下は東京に帰り、
悶々とした日々を送ります。

「何をやるかが大事であって肩書きじゃない。」

って言葉あるけど、やっぱり肩書は大事だよ。

名刺に刷られたその文字を見る度に自分を
奮い立たせてくれるし、再確認出来るし自覚出来る。

そんな考えを張りめぐらせていた2013年6月頃、
尊敬しているパイセンから起業の誘いを受けます。

悩んだけど、当時の自分のコンディション的には
これ以上無いご馳走に見え、飛び込む決意をします。



しかし



結局その話は頓挫し、『辞める』と威勢を張って
意志を表明した現職の会社にひたすら頭を下げ撤回して貰うよう
頼み込みます。

フリーターを覚悟しました。お金も底を尽きて北海道に帰らないといけないのかとか。

再就職出来るんだろーか。とか。

その時、自分の言動に対しての責任の重みってすごいあるし結局
自分を守れるのは自分だけなんだと痛感しました。

結局現職に残る事が出来たんだけど、
なんというか、今思い返せばホント良い経験させて貰いました。

怠けてた尻を引っ叩かれたような、退路を断たれたような、そんな気持ちになりました。

「アナタの価値は何ですか?」
マッキンゼーだかでは常にこの事を訊かれるらしい。

脳内でこれが時折フラッシュバックしては悶々と仕事に耽る日々。

そんな中、自分が最も目標としていた会社の新しい採用選考の話が舞い込みます。

20代であれば誰でも受けられる新しい選考。

スケジュールもハンパなく長い。内定が遠い。興奮した。そして引いた。

まあ、千里の道も一歩から。まかぬ種は生えぬ。っていう言葉もあるので、
とりあえずやっつけで提出期限の前日に徹夜でメチャメチャに仕上げて提出します。

それからとゆーものの想定外な事にトントン拍子で選考は進んでいった。

ついには最終選考まで来てしまった。
(選考中の話は書くと広辞苑並みのボリュームになるので今回は省略)

この時に、大学生の時の就活を思い出す。
第一志望だった電●も、結構行きたかった凸版印●もマイナ●もぜーんぶ
揃って最終で落ちるというジンクス。

この忌々しい記憶があったので少し怖かったけど、今回は
絶対大丈夫だという自信があった。

自分が成し遂げたいビジョンを達成するにはこの会社が必要で、
やりたい事も明確に見えていて、喉から手が出るくらい行きたくて、
就職した2年前から、3年以内に、まずはこの会社に絶対入るって
目標立てて逆算で今まで経験積んできたから。


忘れもしない2013年12月25日のクリスマスの夜。


家で1人、スマホから流れる岡本真夜の「TOMORROW」を
永延とリピートさせながら換気扇の前でひたすら白い煙を吐いていた22時。




1本の電話が鳴った。




泣きそうになった。今までの自分が味わった苦しみとか努力とか悔しさとか、
そういうものが全部報われた気がした。


というのも、今までの自分の人生振り返ると、全部流されてたんだよね。

学力テストでは十分と言われてたけど、怖くて志望校を妥協して変更した高校。
どうしても実力が発揮出来なくて芽が出る前に辞めてしまったバスケ部。
進路が自分ではっきりせず、皆が行くから「とりあえず」とゆるく決めてしまった大学。
ステップアップと言い聞かせ、第一志望の会社では無い会社に就職。

勿論全部意味無かったなんて言わないし、むしろ環境には恵まれてたし
沢山の良い経験が詰めたおかげで今の自分がいるので、
この歩んできた道のりを後悔したりは決してしてません。
感謝しかありません。

だけど、

自分の強い意志で、自分から道を拓いたな、何かを掴み取ったなって経験が、
特に人生に関わるような大きな分かれ道でそれを発揮出来たと
思えた事が1度も無かったんです。

今までは与えれらた環境の中で最善をチョイスするという、
「選択」しかして来なくって、「挑戦」なんて出来てなかった。

それをやっと自分の力で成し遂げた。
一種のカタルシスです。


だから、すっごい自信になったし、間違ってなかったんだって思えたし、
とても長く引きずっていたコンプレックスから解放されて、
今までの自分に頭撫で撫でしてあげたい。

とゆー訳で今春からは念願叶って目標の会社で働く事となります。

勿論見ているのはその先の自分の姿なので、
入社がゴールなんて甘ったるい心構えじゃありません。

また具体的に目標立てて、それを達成するには
どういう経験が必要で、何を学べばよくてという風に
大きなビジョンを1つ1つ紐解いて
ゴールへの道筋を明確に立てます。

なんだか、最近はこういう事をすごい意識して生活しているから、

自分の中で今まで埃を被って眠っていた視界というかレーダーが色々反応しちゃってます。

当事者意識っていうかそういうのが強まって、関係してくるモノゴトに対して
すごい反応しちゃうし、焦るし、ライバル視しちゃいます。

最近だと、モデルの横地尚子 さん、コンテクストデザイナーの高木新平 さんあたりはスーパー反応しちゃってる。

2人に共通するのは圧倒的な「コトバの組み立て」、「ワードセンス」力。

だから伝えるって事に長けてるし、インプットした情報を自分なりに咀嚼してアウトプットするって
作業もとても上手い。プロデューサーだったら、多分コンテンツを生む際に、自分というフィルターを介して制作側だったり媒体だったり協力者にコンテンツ力を上手く伝えないといけないし、チームを牽引していかないといけない。

そういう意味で、この人達が被るってか、この壁を越えないとなってどうしても思っちゃいます。


高木さんに関しては2コ上だけど、年上だからっていう理由で
今自分が劣っている事に安心なんかしてないし、
言い訳付ける気も無い。

単純に負けている。

世の中は絶対評価じゃなくて、相対評価の世界だから、
今、この状況下で世間から見てこの人劣ってるって思われてたら、

負けてます。

だから焦ってます。

よくそんなスゴイ人達に対してライバル視出来るねって言われる
事もありますが、でもこの焦りは絶対必要だと思う。

これがあるから俯瞰視して自分に足りない部分を見つけられるし、
そうなると今度は「自制心」にエンジンがかかるようになってくる。

そうなると物事の本質を見極められるようになってくる。

そうすると正しい行動や努力や判断が出来るようになってくる。

そもそも人間、本質とか目標が見えないと頑張れないし、
楽しい事しか続けられないし、幸せの定義も、
ブラック企業の定義も、勝ち組とか負け組の定義も、
全部自分が決める事だろ。って思う。

東京には色んな人がいる。

外国人の方や宗教に入られている方や、ノマドワーカーや...

ホント色んな考えの人。

価値観も働き方も多様化してます。
これは東京住んで初めて実感出来た。

そういう視点を常に持って、じゃあ自分の中の本質を見極めた時に、
どんなスタイルが自分にとってベストなんだろうって
思い続ける事が大事なんだと思います。

正解が無い「仕事」や「恋愛」や「人生」その他諸々...




そしてこれらを信念持って貫いて達成するには

自分にとっては

「行動力」「専門性」「人脈」の3つは必須だと思います。
どれか欠けてちゃ絶対無理です。




そんな事を日々考えて過ごしながら、





「自分は何者なのか」という問いに対して





胸張って言える人間になるのも、


そう遠くないはず。