YOSHIKI、『紅白』でドラムパフォーマンス復帰
X JAPANのYOSHIKIが『NHK紅白歌合戦』の舞台で遂にドラム復帰を果たした。
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『NHK紅白歌合戦』では YOSHIKIのピアノとToshlの歌声でしっとりと「Endless Rain」が披露され、その終わりに突如「紅」のイントロが流れ始めNHKホールは大きな歓声に包まれた。ドラムパフォーマンス披露の楽曲に選ばれたのが、「紅」だったのだ。SNS上にも驚きと歓喜のコメントが飛び交い、すぐさま上位トレンドランキング入り。 さらに舞台裏では出演者やスタッフたちからも拍手が飛び出すほど。
術後まだ半年余りで、 YOSHIKIの首の人口椎間板はまだ完全には馴染んでいない。 だが、「1曲のみであればドラム演奏も問題ないだろう」という医師からの言葉で、今回紅白のステージでのドラム復帰を決断したのだという。ドラミングはまだ完璧と言える状態ではなかったのかもしれないが、それでもこの特別な紅白歌合戦のステージのために今のベストを尽くそうとYOSHIKIは前夜も朝まで練習していたようだ。
YOSHIKI単独のニューヨーク・カーネギーホール公演に続き、 間髪入れずX JAPANのロンドン・ウェンブリーアリーナ公演と、 2017年はX JAPANそしてYOSHIKIにとって、 とにかくドラマが多い年であった。さらに2017年に公開された映画『WE ARE X』は、これほどまでにドラマが起こり続けるバンドが他にいるのかと世界中から大きな反響を呼んだが、そのドラマは今なお続いているのだ。 映画「WE ARE X PART 2」がもしあるのだとしたら、 2017年の締めくくりに披露されたこのYOSHIKIのドラムプレイ再開のニュースは、 一つの歴史として確実に収められる事になるだろう。
なお、YOSHIKIからは「紅白歌合戦の舞台でこうしてドラムパフォーマンスをまた披露することができて、とても光栄に思います。 来年も僕たちは前に向かって突き進んでいくつもりなので、 皆さん期待していてください。 」とのコメントが寄せられている。