こんばんは！
また時間が少し空いてしまいましたが、次の記事書きます！
今回もまたとある読者の方から貴重な意見をいただいたので
Galaxy S2にてroot権限をとる方法を書いてみます
なお、こちらも前回同様
もし紹介する手順を行いroot化した場合DoCoMoの補償は受けられなくなります
「そんなこと関係ない！」
「目指せカウント1000！」なんていう方だけ行ってくださいｗ
カウントというのはですね
Galaxy S2からは純正以外のROMやカーネルを焼くとその回数がカウントされるようになりました
downloadモード(odinモード)という画面にてその回数がわかるようになっています
そして、一度でも純正以外のを焼くと起動時のDoCoMoの画面にびっくりマークが出ます
これにより、改造を行っているか否か簡単に店員が判別できるようになりました
まあ、びっくりマークを消してカウントをリセットする方法もあるのですが
それはまた別の機会で
さて、本題に戻りましょう
そもそもroot化とは
端末にかけられている制限を解除し限界突破することです
端末を動かしているsystemの部分をもし勝手にいじることができてしまうと
下手な編集を加えた場合にBlick(文鎮)呼び方は様々ですが
まあ起動できなくなりただのおもちゃと化してしまいます
そうなってしまわないように勝手にsystemがいじれないように制限がかかっています
それを解除してしまおうというのがroot化です
windowsのPCをお使いの方は
Administratorをイメージしてもらえばわかりやすいとおもいます
では、rootを取得するとどういうことができるのか
rootを取得するということはsystem領域を編集できるようになるということです
つまり、バッテリーや電波などに使われているアイコンを差し替えたり
表示される文字を変えたり
自分の好きなフォントに変えたり
起動画面を変えたり
いろいろなことができてしまいます
前に書いた海外ROMを焼く、ということも
rootを取得してからでないとできません
そう考えると確かにいきなりそっちを書いたのは失敗だったかもしれません
Galaxy S2を改造するための準備としてroot化は必須です
では実際にやり方を紹介していきましょう
...と書くにあたり少し他の人のを参考にしてみようと思ったのですが
情報少ないんですね
「Galaxy S2 root化」で検索をかけてみたところ
めぼしい情報はすぐには見つかりませんでした
まあカスタムカーネルを焼いてしまうのが一番早いのですが
今回は純正にsuとbusyboxをつっこんでroot権限を奪取することを目標にしましょう
suとbusyboxというのを端末にいれることによって
root権限が必要なアプリ(system領域を編集するアプリ)を動かすことが出来るようになります
今回はとても便利なツールがあるのでこちらを使いましょう
Root / Unroot Sony Ericsson Xperia 2011 v1.5 without unlock bootloaderというツールです
使い方は本当に簡単です
まずはこちら からツールをダウンロードしてください
名前はXperia 2011とXperia専用みたいな感じですが、Galaxy S2でも使えます
ダウンロードして解凍したらまずは端末側の準備をしましょう
特に何もいじっていない状態だと
サードパーティ製(純正ではなく開発者が開発した野良アプリ等)のアプリが
インストールできなくなっています
root化する過程によりsuperuser.apkというアプリをインストールすることになるので
一応サードパーティー製のアプリのインストールを出来るようにしておきましょう
メニューボタンを押して設定→アプリケーションと進むと
一番上にある提供先不明のアプリのチェックをONにしてください
さらに、一番下にある開発に進み
一番上のUSBデバッグというのにもチェックをいれといてください
こうすることにより、USBで端末とPCを繋いだときに
デバッグモードというのでつながります
そうすると端末のデータをコマンドラインでいじれたりできるようになります
・一番下のホスト名ってやつ、見えてるとまずいですかね？
ここから何か割り出せたりして危険なようだったら教えてくださいｗ
消すのが面倒だったのでそのまま掲載しました
さて、これで端末側の準備ができました
これで後はツールを使ってroot化するだけなのですが
ツールでadbというのを使います
これは、端末とパソコンの間でデータをやり取りするときに使うものなのですが
標準ではパソコンに入っていないため使えません
これに関しては、僕自身もなんだかよくわからなくて結構悩んだのですが
とりあえずsamsung kiesというプログラムをインストールしてみてください
インストールする前に端末とPCをつないでしまうと面倒なことになるので
必ずインストールしてから端末とPCをUSBでつないでください
たぶんそれでadbは使えるようになると思います
さて、adbの環境もできて端末側の設定も終わったら
いよいよPCと端末をUSBで繋ぎます
そしたら先ほどダウンロードしておいたrootツールを解凍して開いてみてください
このようなファイル構成になっていると思います
単純にroot化するだけであれば、Root_Unroot_Sony.exeを実行し
Rootボタンを押せば、数秒でroot化完了です
自動だと何をやってるかわからないし怖い！ってひとは
下に表示されてるログでも眺めてみてください
簡単に言えば、root取得用のsuやbusybox等のツールを
端末のdata内のtmp(一時フォルダ)の中に一回流し込み
そこから改めてsystem内に移動させて使えるようにする...といった感じです
その辺がわかるようであればdata内にあるファイルを使って
自分でコマンドラインから叩いてもOKだと思います
たぶんroot化作業中にsuperuserってのが許可を求めてくると思いますが
必ず許可してあげてください
拒否したらrootとれないかも？
本当は僕の環境でも試してから書こうと思ったのですが
現状をバックアップとってから行わなきゃなので少し時間とられるのでやめました
ただsu等のファイルを流し込むだけですし
手順どおり行えば文鎮化する危険も無いと思うのでたぶん大丈夫だと思います
もし、失敗した！という方はコメントください
復旧手順をお教えします
しかし、あくまでも自己責任で行ってくださいね！
ちなみに今回のツールは、Galaxy S2だけではなくXperiaシリーズや初代Sなど
いくつかの端末で使えるようです
よかったら使ってみてください！
追記：考えてみたら簡単に試せましたね！
このツールで一回Unrootしてみてroot権限がなくなったのを確認して
再度rootを取得すればいいんでした！
なんて思って試してみたら...だめでした笑
Unrootは出来たんですけど、僕の環境ではrootの再取得はできませんでした
まあ僕の場合はcm7というカスタムromを使ってるので、標準の環境とは違ったからだと思いますが...
というわけで、少し不安になってきたので成功報告とかください！