おはようございます。
昨日のNY株式市場は大幅続伸にて過去最高値を更新。注目のFOMCはコンセンサス通りに利下げを見送ったものの、株式市場は「2024年内の3回の利下げ」予想の維持を好感。パウエルFRB議長の会見も利下げを急がない姿勢を改めて示す一方、労働市場の堅調さ ≒ 賃金インフレ懸念を利下げ回避理由とはしないと述べたことで引けにかけて上げ幅を拡大。主要銘柄はハイテク、景気敏感セクターを中心にほぼ全面高。ナスダックもテスラ、アップル、マイクロンなどが指数高を牽引して大幅続伸。
NYダウ 39,512ドル +401
ナスダック 16,369 +202
米10年債利回り 4.276% -0.019
為替 151.33円/ドル
日経先物 40,390円 +790
祝日中のNYダウは700ドル強、日経先物は700円強もの上昇となっていますので、本日はザラ場中の最高値40,472円(3/7)を更新して寄り付いた後、引けにかけても日米中銀会合を買い材料視した安心感が支えとなる堅調地合いが本命視されます。想定レンジは40,400-41,000円。
中小型株に関しても地合い良化の恩恵が期待されますが、短期資金の東証主力株への流入により、日経高に比べると覇気のない推移となりそうです。