最初に購入したのはSchick FX。これは曲がる2枚刃でホルダーの形状も好きでした。
替刃がFX DIAになってもFXのホルダーに装着して使ってきたのですが、
FX DIAの替刃も製造終了になり、曲がる3枚刃のSchick Triple Edgeを購入しました。
しかし、Triple Edgeもホルダーは製造終了になり、替刃もネットで購入するしかなくなりました。
替刃式の「曲がる○枚刃」シリーズが日本では2012年現在販売されてないので、
これからも替刃式曲がる刃シリーズを使い続ける方法を模索する記事です。
先日、英国からWilkinson Sword社のカミソリが3組到着しました。
Wilkinson SwordはSchickの欧州での社名です。
この(替刃式)Xtreme3、外国では替刃式、使い捨て式両方に使用されてる製品名で、
日本では替刃式＝Triple Edge 使い捨て式＝Xtreme3 となってるようです。
刃はTriple Edgeと互換性があります。
内容物は替刃付ホルダー、ケース入り替刃、吸盤式スタンドの3点です。
写真では黒いですが、実際は上面はクロームシルバーです。
↑公式画像より。
購入動機は今所有してるTriple Edgeのホルダーが破損したときの予備として。
またTriple Edgeよりデザインが個人的に気に入ってるからです。
(FX DIAとほぼ同じっぽいですがｗ)
替刃式Xtreme3は何回かモデルチェンジしてるようです。Triple Edgeと同じ形状のもあれば、
FX DIAとほぼ同じのもありますが、多分FX DIA型が後期っぽいですｗ
今回購入したのはシルエットはFX DIAですが、ボタンの形状が変化しており、
変化したボタン形状のほうを望んだので、それを探して注文しました。(最新型?)
http://wilkinsonsword.co.uk/men/showroom/xtreme3
ここでTriple Edgeファミリー(日本)の紹介・比較を。
左から Triple Edge(替刃式)、Xtreme3(使い捨て式)、Exacta3(使い捨て式・新ハンドル)
上段：替刃式＆使い捨て式Xtreme3、Exacta3の刃(未使用)
下段：Triple Edge替刃(使用済)
刃の形状、性能、寿命は同じですので、Xtreme3、Exacta3の刃をTriple Edgeに取り付け可能です。
勿論、逆も可能(しないと思いますがｗ)。
違いは樹脂の色(Triple Edgeはシルバーグレー。他は黒。)と
ガードバーの形状、素材です。Triple Edgeは灰色のシリコンゴムっぽく、ディンプルが深くディンプル中央に突起あり。
Xtreme3、Exacta3のは白いゴムでディンプルが浅めで突起なし。ゴムが若干脆いので、ゴムの劣化具合で交換の判別ができるかもｗ
Triple Edge(替刃式) 横から。Triple Edgeは剃り心地やグリップのホールド性は良かったのですが、デザインは不満でした。ラバーフィンにゴミが溜まりやすいのと汚れが目立つ色でしたので、、。
Xtreme3(使い捨て式) 横から。青い部分はラバー素材。使い捨てである事を考慮すると形状・使い勝手はなかなか良好です。後述の替刃利用として大活躍しますが、Triple Edgeのホルダーが破損した方はこれをそのまま使うのもアリだと思います。
Exacta3(使い捨て式・新ハンドル) 横から。ハンドル部は驚異の1パーツ構成ですが、持ったときに頼りない感じがします(製造側にコストダウンメリットがあるだけw)。Xtreme3(使い捨て式)の簡略版といった位置付けかと思いますが、さほど価格が変わらない為、買うとしたらXtreme3(使い捨て式)が入手できなかったときくらいでしょうか。
Exacta3のパッケージ裏の説明。Exacta3だけスムーザーにアロエ配合の表記がありません。
アロエ配合が表記漏れなのか、配合してないのかはわかりません。見た目での判別は不可能です。
Xtreme3(使い捨て式)分解方法
1.Schickロゴの入ったパーツ下の隙間にマイナスドライバーを差し込み、こじります。
2.浮いたSchickロゴの入ったパーツを上方向へめくります。
3.するとこのように外れ、分解完了。
Exacta3(使い捨て式・新ハンドル)分解方法
赤丸の部分を矢印の方向へ強く押せば刃が外れます。
Triple Edgeの替刃は８個入りで1400円前後するのですが(１個175円)、
Xtreme3(使い捨て式)やExacta3から取り外して使えば替刃代は１個56～90円くらいになります。特にXtreme3(使い捨て式)の6+2本入り(450円前後)がコストパフォーマンスが高いです。
※安全の為、必ず刃にカバーをつけた状態で作業して下さい。使い捨て式の刃を替刃式に利用する行為はメーカー非推奨です。
Triple Edgeのホルダーを長く使うために
Triple Edgeは発売からかなり経ち、ネット上でもホルダーが壊れたという報告を度々聞きます。
予測される破損個所は、替刃接続部の折れ・首振り機構用の板バネの折れでしょうか。
通常は替刃ケースから替刃を取り出すとき、このようにホルダーをセットして取り出しますが、
長期使用でこれをやると替刃接続部に負担がかかる可能性があります。
そこで、Xtreme3(使い捨て式)のパーツを替刃取り出し工具として使えば、
替刃をケースから取り出すときの替刃接続部の負担を無くす事ができます。
板バネについては錆びを発生させないように、汚れが付着していたら速やかに取り除く事でしょうか。
あとは高温洗浄をしない、冷暗所に保管等、樹脂をなるべく劣化させない事が大事ですね。
話題をXtreme3(替刃式)に戻して。
Xtreme3(替刃式) 横から。黒い部分はボタンとエンドキャップ、可動部以外はラバーです。
汚れが目立ちにくく、入り組んだところもないのがいい感じです。
Triple EdgeのスタンドにXtreme3(替刃式)をセットした状態。
スタンドに関してはTriple Edgeのほうがいいです。個人的に立てて保管するのと、
吸盤式は信頼性が低い為、落下の危険性があるからです。
Triple Edgeのスタンドはハイドロシリーズ他殆どのシック製品をセットする事が可能です。
(電動式は無理かもですが、、)
Xtreme3(使い捨て式)の刃を利用する事と、ホルダーを海外から購入する事で
これからも長期間愛用する事ができそうです。