毎日毎日授業をやり、生徒の状況を見ていて思うことがある。

みんな英文法の勉強法がわかってない!!!

英文法の問題集をただ解きまくればできるようになると思っている。

これは思考停止状態です。

そこで英文法の習得に悩んでいる人に朗報です。

英文法をマスターするコツをお伝えします。

それは

ルールを言えるようになること

例えば
・接続詞のasの意味6つは?
・倒置が起きる場合2つは?
・to不定詞の副詞用法の意味7つは?
・関係詞の非制限用法とは?
・仮定法とは?
・仮定法の種類3つとその定義、形は?

こういったルールが頭にあれば、初見の英文にも応用が聞くようになります。

英文ではなくルールを覚えよう。

以上。
志望校絶対合格!
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この数字を見てすぐになんのことかわかる受験生は意識が高いかと思われます。

これはセンター試験までの日数です。

これを長いと思うか短いと思うかというよりは、今がどういう時期なのかの理解が大事です。

例えば、センター試験までの日数をざっくりと3つに分けると、70、70、70くらいに分けられます。

最後の70日はセンター試験などの過去問演習が中心となるでしょう。

真ん中の70日は、一通り覚えた知識を的確に引き出す練習をする時期です。

では最初の70日は?

それはインプットの時期です。単語、熟語、文法を一通り覚える時期。

遅くとも8月終わりまでにはインプットが終わっていることが重要です。

今は少しでも多く知識を増やすことを心がけて欲しいところです。

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最新入試問題について簡単な講評を残しておこうと思います。

上智大学(2018年 2/4 90分 75問 150点)

【全体】

◎知らない単語があることに惑わされずに、基本的な文法の応用と、話の筋を追うことがどれだけできたかが問われる問題が多い。

◎本文を理解するのは難しいが、ダミーの選択肢はそれほど作りこまれてはいないので、判断はしやすい。

◎空所補充では文法理解が必要なものが多い。

◎内容一致では、下線部の直前直後の内容から判断する者が多い。

◎ところどころ構造の難しい英文が出没します。精読力も問われますね。

 

例)All the time you spend practicing a talk, you could instead spend making it better

 

この英文の構造を示すとこうなります。

 

All the time 〔you spend (in) practicing a talk〕, you could instead spend (in) making it better

            O                                                   S                        Vt

 

主節がOSVの構造になっているんですね。

「話の練習をするのに費やす全ての時間を、そうしなければ話をより良くすることに費やすことができる。」

語彙)spend O (in) doing「doすることにOを費やす」

 

【対策】

1.語彙力の強化

2.文法理解と構造理解の強化

この2点が大きなポイントになります。これらは短時間で培えるものではないのでこつこつ丁寧に積み重ねる必要があります。ちゃんと理解をしないで進める勉強をしていても力は付きません。まずは1文1文を丁寧に理解する勉強を続けましょう。

センター試験が終わりました。

 
一通り目を通して1つ気づいたことがありました。
 
古文の問題で「いかにもあれ」の意味を問うものがありましたね。「どうであれ、いずれにせよ」くらいの意味ですが、この「~あれ」「~せよ」は命令形ですね。命令形が譲歩の意味「たとえ~であっても」の意味を持ちます。
 
これは英語にも同じことがありますね。
 
●Like it or not, you must do it.
「好きであろうとなかろうと、それをしなさい。」
 
●Say what you will, he will not change his mind.
「たとえあなたが何を言っても、彼の気持ちは変わらないだろう。」
 
上記2つの英文も、命令形ですが、意味は譲歩です。
 
こんなところに日本語と英語の共通点があったんですね、というお話でした。
 
受験生のみなさんは、自分の気持ちがどうであれ、前を見て頑張って下さい。
 
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受験生にとっての一番の敵とは何でしょうか?
 
モチベーションのなさでしょうか?
 
テレビやマンガなどの誘惑でしょうか?
 
スマホでしょうか?
 
もちろんこれらもかなり手強い敵ですが、受験生がいくら勉強しても、あるものがないせいで成績が上がらないということはよくあります。
 
それは「関心」です。
 
定期テストの勉強においてのあるあるですが、「テストに出そうなところだけ丸暗記する」人は少なくありません。
 
これは定期テストで点数をとるためにやっているだけで、その教科をちゃんと理解しようとしている勉強ではないのです。
 
だから表面的な勉強だけになってしまい、実力テストには活きてきません。
 
たとえ勉強のやる気があってもこの部分から脱却しないと実力テストでは結果がついてきません。
 
その教科を真に理解しようとする気持ちが、あとに残る勉強になるのです。
 
ということで、受験生にとっての一番の敵は、「無関心」なのではないかと思います。
 
勉強を頑張ることよりも、その教科に興味をもって取り組んでみてください。
 
まずは「なぜそうなるのか?」を人に説明できるようにすることでしょう。
 
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