今治市では地震・津波・土砂災害など各種の防災ハザードマップを公表しています
しかし、関前諸島では高速固定通信網が整備されておらず、市のホームページから各種ハザードマップをダウンロードしようにも非常に時間がかかり、情報的にも取り残されているという事が言えます
これは大変な問題であり、情報の遅れが住民の命にもかかわる問題であるため、高速な固定通信網の整備を早急に進めていただきたいものです
今回は、その関前諸島の防災マップをこのブログ内でまとめてみることができるようにしてみました
先ずは地震です
マップによると殆どの地域で震度6弱の地震が懸念されていて、大下島の東側では一部6強のところもあります
次に建物被害危険度です
古い建物の多い地域ですが、5~10%の全壊率という事で注意が必要です
液状化率はどうでしょうか
集落がかなり高めという判定が出ていますので、地震と合わせて注意してください
南海地震などで懸念される津波を見てみましょう
白潟
小大下
大下
関前岡村と小大下島沿岸部で1m弱、大下島では2m程度の津波が予想されていますが、大潮や台風の高潮と重なったときは予想を遥かに上回る浸水があるかもしれませんので、高い場所への非難を心がけましょう
そして土砂災害
大下島
島内には傾斜地が多いのでこの枠に入っていない地域の方も気を付けてください
来月は避難訓練も実施されます
今治市とは架橋されていない離島地域であるため、自主的な防災や避難の重要性が非常に高い関前諸島