第9話では合六の組織は早瀬夫妻の行方を、早瀬夫妻は100億の行方とそれが弥一に渡される現場をそれぞれ 追っていました。
早瀬は足立に対して、ロッカールームの防犯カメラの映像から、警察内部の犬を特定するように頼みます。
夏美は、儀堂名義で借りたとされる貸しトランクルームの現場でも、何食わぬ顔で10億の現金と夏海の死の証拠となる携帯電話と写真を目にしていました。
夏美は警察内部の協力者が誰なのかを知らなかったという事なのでしょう。
早瀬夫妻は協力者である真北監察官の自宅を訪れます。
真北は缶ビール片手にエビを焼いていましたが、エビで鯛を釣るならぬクジラを釣ることを想像しているのでしょうか?
妻が12年前の引き逃げの件で責任を感じていて、大物を検挙して出世コースに戻って妻の笑顔を取り戻したい意向を口にしました。最初は真北の意妻が弥一の身代わりにでもなったのかと考えていましたが、その線は少し薄れたと感じます。
真北は早瀬夫妻の方で100億が真北弥一へ渡る現場と日時の情報を入手してもらい、捜査二課に連絡して闇献金の証拠を押さえる計画を持ちかけました。
そして二人との連絡用に携帯電話を渡します、なんて用意周到なのでしょうか。
後になって判るのですが、真北が弥一と合六につながっていたので、そのような情報は調べなくともすぐに入ってくるはずです。
夏海は 海江田弁護士を脅迫して、闇献金の現場と日時を聞き出し、真北に報告します。また、海江田にもうひとつ何かお願いをしていました。
何なのかは不明ですが、合六にとって不利益な事につながるものであると想像します。
真北弥一は弟を警察組織のトップにという話をしていましたが、兄が総理になれば、現実的にはすぐにそのような事はまずありえませんが、段階を踏めばキャリアコースに返り咲いて出世する事は可能だともおもいました。
結末の考察ですが、考察動画では真北監察官は実は二重スパイで、最後は弥一と合六を裏切って検挙するという見解が殆どを占めていました。市川團十郎さんは弥一の事を決して単純な悪ではない人物と評しており、脚本家の黒岩さんの話では、真北は物語の最後の決着をつける時に重要な役割を果たす役割になるそうです。それが善なのか悪なのかはみる人によって変わってくるとの事です。
上述のヒントより、真北は状況が逆転して不利になってから、自己保身と自身の出世のために、もっと踏み込めば妻への想いは真実で、妻の笑顔を取り戻すため、なにか裏工作を図り、兄の弥一と合六を裏切り、検挙に貢献し、自身は出世するというストーリーを予測します。
最終話は深く考えないで、素直に物語の結末を見届けたいとおもいます。