匿名性の高いネット上で、自己の尊厳というものをどこまで守護する必要があるのか、と思うことがネットの世界に飛び込んでからしばしば遭遇します。
重ねて言うことになっちゃいますが、ネット上は匿名性が高いので現実で発言するにはリスクの高い誹謗中傷や攻撃的な発言をしてからの、自己に返って来る危険性が低いです。
しばしばそれを勘違いして、危険性が皆無だと思っている人もいますが。
なので、こういった発言に触発されて、攻撃的な発言をし返すというパターンが結構多く見受けられるわけですが、そういう状況はほとんどの場合、不毛で生産性のない水掛け論が繰り返されて勝者無き議論で終わります。
終わるというか、次の大きな話題という流れに消えるというか埋没するというか。
要は一時の感情に振り回されているだけであって、決して自尊心の保持というだけの話なのではありませんが。
ただ、そうした不毛な話題のつぶやきや書き込みというのは、冷静な視点の外から見ると大変カッコ悪くてみじめなわけでして、自尊心を守るのならむしろこういう発言を控えるのでは?という矛盾する考えが衝突して、最初の話題に戻る わけです。
もちろん、匿名性が高いからこそ、そんなカッコ悪い発言を第三者に笑われても「笑われているのは自分ではない」という防壁があるからこそなのでしょうが、人間というのは基本的に自分の都合の良いように物事を考える生き物なのだなぁ、と思ったりします。
