すべての皮膚病を治す方法 | カラダとこころと自由のおはなし

カラダとこころと自由のおはなし

こんにちは、「♨さる、」です。「おふろさる」と読んでください。
ニッチな話が大半です。心身にまつわる独り言を、なるべく独りよがりにならないよう綴ってます。
ふつうに生きるしあわせのために。僕と似ているだれかのために。きょうを忘れた明日の自分のために。

いろいろ考えたけど、これは無加工で読んでもらうのが最良と判断したので、そのまま転載する。


転載元:『月刊全生』平成24年11月号5ページ 「子供の育て方」/野口晴哉 昭和31年9月
皮膚病の部分だけ抜粋・原文ママ
----------------------

問「先生、皮膚病については

 皮膚病というのは不平の内攻なのですよ。何か言いたいことや、やって欲しいことを抑えていると皮膚病になるのです。
 皮膚病というのは、精神的なもの、心理的なものです。
 私は今までどんな皮膚病でもみんな治している。何でもないのです、要求を聞いてやるのです。彼が今までやりたくてやれなかった要求をお腹を愉気しながら聞くのです。彼が言うのです、不平を言うのです。すると皮膚病はなくなるのです。全部の皮膚病がそうです。大人になってもそうです。


問「水虫については

 同じものです。ただそういうのは体の不平です。心理的でなく、生理的な不平のある場合に水虫になります。まあそういう不平は、心理的な不平は聞くだけでよいのです。生理的な欲求はその要求を満たさないといけない。それで難しいのですが、ほかの皮膚病はそういう何らかやりたくてやれない要求ですから、それをよくほじくってごらんなさい。治療するよりその方が早いです。

----------------------

これはおそらく講義か質問会の筆録。
昭和31年時点での話であり、現在よりはるかに薬で体がこんがっていない時代。脱ステロイドをしている人にとってはそのまま当てはまる内容にはならないだろう。大人の体は精神・物理の両因で鈍感になっており、薬によって不自然な状態になった体を素の状態に戻す過程が要る。
なればこそ、早期すなわち若い時代に原因を知り、それを解いてあげる必要がある。