夢の分類(1) | カラダとこころと自由のおはなし

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こんにちは、「♨さる、」です。「おふろさる」と読んでください。
ニッチな話が大半です。心身にまつわる独り言を、なるべく独りよがりにならないよう綴ってます。
ふつうに生きるしあわせのために。僕と似ているだれかのために。きょうを忘れた明日の自分のために。

まず、寝ている間に見る方を「夢」とし、願望や目標のイメージを「ユメ」とする。当然ここでは「夢」を扱う。
また、夢は脳内イメージであり、視覚的には「見て」いないので、夢・ユメのどちらも「見る」ではなく「みる」を使う。

さて、夢は「由来が分かる夢」と「由来不明の夢」に大別できる。
「由来が分かる夢」を分類すると、さらに3つに分けられる。
今日はその1番目について。


1)過去の記憶の再生
最も単純なパターン。昔の出来事を脳内で再生するということ。自分の見聞きした経験だけでなく、TVや映画の場面なども含む。

記憶の整理は、脳を休めているときに特に早く進む。直近に見た作品が夢としてみえる事は少なくない。取り入れたものを再生し、意味分解しながら脳に収めているのが自覚できる。
特に寝る前に見たものだったりすると、「あー、これはアレの再生だな」と明確に分かる。

また、何度もみる、意味内容を伴わない夢もある。自分の場合は以下の2つがそうだった。

ひとつめ。
電車の窓から戦艦が見える夢。これは神奈川県に「戦艦三笠」が置いてあり、小さい頃にに実際に見ていると後に聞いた。

ふたつめ。
インドの寺院のような形の建物。でも寺でも神社でもないような感じ。子供の頃、夢で繰り返しみた。
これは両国国技館近く、横網町にある東京都慰霊堂だということが分かった。これも子供の頃、車か何かで通りがかりに見えたのだろう。

これらの例のどちらも一枚絵として見えた。たぶん、子供心に「あっ!今のあれ何だろう?」と思いながら答えが分からなかったものが、確定を求めて何度も再生されたのだろう。心理的に込み入った意味はないと考えるのが自然だ。