茨城県守谷市のライフオーガナイザー
&
親・子の片づけマスターインストラクターの
Miraiです。
【本屋大賞、発表からしばらく経ちましたが…】

本屋大賞が発表され、
私がブログの更新をもたもたしている間に
1ヶ月ほど経ってしまいました。
この時期は毎年、
「今年はどの作品が選ばれるんだろう?」
とワクワクしちゃいます。
【ノミネート作品は「未知の扉」】
私は、ノミネート作品は
毎年できるだけ読むようにしています。
自分だけでは選ばないようなジャンルに出会えるのが、本屋大賞の楽しいところ。
今年の全10作品のうち、残るはあと2冊!
(本当は、発表前に読みたかったけど、間に合わなかった……。悔しい!!)
『さよならジャバウォック』
これ以外はすべて読了です。
ためしに図書館で検索してみたら、80人待ちでしたよ!!
さすが、本屋大賞効果!!
【感情が揺さぶられた読書体験】
正直、読み進めるのがしんどい作品もありました。
私はどちらかというと能天気な性格なので(笑)、
明るい気持ちになれる本が好みなのですが……。
でも、重いテーマの中に希望を見出したり、
続きが気になって一気に読んでしまったり。
結果として「読んでよかった」と思える作品ばかりでした。
【特に印象に残った2冊】
今回、特に心に残ったのがこちらの2冊です。
1冊目は
朝井リョウさん『イン・ザ・メガチャーチ』
実は私、朝井リョウさんの作品が好きなんですが、
その小説を開くときには、ちょっとした「覚悟」が必要だったりします。
朝井さんの本は、
私たちが無意識に蓋をしている感情や、
気づかないふりをしている矛盾を、
ズバッとえぐり出してくるんですよね。
「それって、ただの綺麗事として使っていない?」
「表面的な部分しか見ていないんじゃない?」
……そんな風に問いかけられているような気がして、
自分の浅はかさにハッとさせられるんです。
一方で、エッセイはもう、ただただ、面白い!(笑)
あんなに笑わせてくれるのに、
小説になると途端に、人間の本質を突き刺してくる。
「重い」というよりは「えぐられる」。
価値観が読む前と変わる感じ。
読むたびに「エッセイとのギャップ!!この人、天才か……」と、畏怖の念すら抱いてしまいます。
2冊目は、
夏川草介さん『エピクロスの処方箋』
スピノザの診察室の続編です。
現役のお医者さんなんですって。
もともと夏川草介さんの、
心に深く染み入る言葉が好きなんです。
「このフレーズ、手帳に書き留めておきたい!」
と思うこともしばしば。
(実際、書き出してるけど……)
もっと夏川さんの世界に浸りたくて、
続けて手に取ったのが
『始まりの木』という本でした。
民俗学の本です。
【違う物語が、私の中でつながった瞬間】
全く別々の物語を読んでいるはずなのに、
ふと共通点が見つかることがあります。
『イン・ザ・メガチャーチ』では、
「神のいないこの国で人を操るには、物語を使うのが一番いいんですよ」
という印象的なセリフが出てきます。
『始まりの木』 では、
かつての日本人が海や木、自然のあちこちに神様を感じ、感謝して生きていたこと。
でも、現代は効率や利便性のために
樹齢400年の木さえ切り倒されてしまうこと。
神様はどこへいったのか……。
この2冊を通して、
「日本人と神様の関係」って………
と、もっと昔の日本人を深掘りしてみたい!
という新しい興味が湧いてきました。
【積読になる前に(笑)】
本屋大賞、残る2冊も、
積読の山に埋もれさせてしまう前に
読み切りたいと思います。
本って、読み終わったあとも
こうして自分の中で思考が広がっていくのが
本当に楽しい。
皆さんの今年のイチオシは、どの作品でしたか?
