以前書いた象徴とか記号とか集合無意識とかの話の続き?です。

アファメーションは、「フラットに淡々と」を提唱した呪文式を提唱するのであれば、
「感情を乗せない言葉【記号】を大量に潜在意識【集合無意識】に叩きこむ」
のが目的である、と書いた気がします。

ここで言う記号とは象徴とニアリーイコール(≒)で、
「小さな文字などに、複数のたくさんのイメージを内包しているもの」を示しています。
呪文さんを一躍有名にしたフレーズで言えば「高級たわし」ってやつでしょうか(※表現をぼかしています

この高級たわしもそうですが、「高級たわし」というアファメーションをはたから聞いた人は、
正直言って「???」と意味不明になると思います。
これはシジル魔術に通じるところがあり、というわけで以下に簡単なシジル魔術の説明をします。

シジル魔術というのは簡単に言ってしまえば「自分にしかわからない願望を表す記号」を作り、
それを用いて願望のイメージのインプットを行う魔術です。
魔術と言うよりは現在のニューエイジ系の引き寄せメソッドに似ている側面もあると私は思います。
具体的な方法は こちらのページ に乗っていますが、ほおずき流の解説と応用を以下に述べていきます。

※2014/11/29 加筆 上のページが削除されてしまったので、
画像はほとんど残っていないようですがウェブアーカイブのミラーをはっておきます。
http://web.archive.org/web/20130608074942/http://www5a.biglobe.ne.jp/~macht/OMAJINAI/sparee.htm

ケーキが食べたいという願望を持ったとき、「ただしロールケーキは食べたくない」とします。
ですが、「ケーキ、ケーキ」とアファっていたら、ロールケーキをもらってしまった。
これは失敗になるでしょう。
というわけでロールケーキを食べたくないので「モンブラン」とか「オペラ」と唱えるのもいいでしょうが、
「モンブランとオペラとショートケーキとガトーショコラが食べたい」
というときに、「モンブランオペラショートry」と唱えるのは、正直しんどいです。
これを省略してしまい、「モンオペショーガ」と唱えてしまえば、
「他人から聞いてもわけがわからないけれど、自分には意味のわかるアファメーション」
の出来上がりです。
これを記号で行うのがシジル魔術です。

要するに、シジル魔術、および呪文式に乗っ取るのであれば、

「アファメーションで唱える言葉は自分にしか意味がわからなくても良い」


のです。
これには二つのメリットがあります。
一つは、「他人に聞かれても意味がわからない」ので、他人に聞かれたとき、
「変な呪文を唱えてる」と思われることがあっても、願望の内容を知られることは防げます。
これは「そんなこと願ってるのぉ?」と突っ込まれてテンションが下がるのを防ぐことの他に、
他者に「そんなこと願ったって叶うわけないのに」と思考されることによって、
わずかだとしても、集合無意識を通じてマイナスの影響を受けることを防ぐ意味合いがあります。

ほおずきが思うに、一般に魔術を行う際にその内容も願いも一切他言することは禁止、という決まり事は、
↑と同じ意味合いがあるのであろうと思っています。

ところでタイトルのコーディングはなんやねん、という話ですが、
私はここまでをつらつらと考えてふと思ったのです。

「なんで自分にしか理解できない記号・象徴を集合無意識に届けたあと、それが(その記号を本来理解することが出来ないはずの)他者に影響をおよぼすことが出来るのか?」

密教であればマントラだったり、カオスマジックのトリンカ、など、いわゆる昔から伝わる「願いを叶えるための呪文」というがあります。
これを唱えて願いが叶う、というのは、一見なんとなくわかる気がします。
それは既存の呪文、つまり「自分にしかわからない記号」ではないからです。
しかしそこでよくよく考えてみると、では、「その呪文の意味が分かる人にしか効果がないのか?」
という疑問がわきます。そして、たぶんそれは違って、意味がわからない人にも効果はあるのです。

ここでほおずきの立てた仮説はこうです。

「記号はあくまでイメージのパッケージであり、大事なのは中身のイメージであって、外側のパッケージはぶっちゃけ割りとどうでもよい」

ということです。いうなれば、言葉を始めとする記号は「イメージの乗り物」ということでしょうか。

というわけで、さっきの私の下手な例を上げれば、
「モンブランとオペラとショートケーキとガトーショコラが食べたい」を意味するアファ
「モンオペショガー」
のように、「コードする」、コーディングすることが、シジル魔術の真髄なのではないか、というお話でした。

別に、モンブランとry が食べたいを意味するアファを「ズンドコベロンチョ」にしてもいいとは思うんですけどね。
たぶん、それだと上手にイメージが乗らない、「コードが下手」ということになるのではないかな、
と思った次第でした。

途中から疲れてgdgdになり気味でしたが、今回はここまで。



まだちゃんと完成してないからこっちにアップ。

でっかいリビアンと、赤いのはルビー多面体、黒はスピネルのブレスレット。
ロンデルを始めて使ってみたけどこれはいいものだ…
ベースはヘンプで編んでマクラメの練習。
届いたら蝋引き紐に変える予定。


そういえば、ついでに
願いを叶える部・グルっぽ版
を作ってみたので、「ピグはやってないけど…」という方もご参加頂ければと思います(=゚ω゚)ノ


姫君にまとめといて! と言われたのでまとめねばなるまい。

今は主流ではない心理学者、ユングは、人間の意識を三つに分類した。
上から意識しやすい順番に、

顕在意識、無意識、集合無意識(呼び名は記憶があいまいなので適当)

顕在意識はいわゆる、行動したり話したりするときに使う「意識」。
無意識は、反射的に出てしまう癖や、忘れているけれど記憶しているところが記録されているところ、かな?
そして、その下に、全人類共通の「集合無意識」があると解いたのが、ユングである。

全世界の神話には、共通のモチーフが色々とある。
有名なのは、アダムとイブのような、「原始の男女がいた」という話や、ノアの方舟に出て来る、「大洪水」の神話。
大洪水の痕跡が地層にない場所でも、洪水の神話があったりするらしい(ソースは忘れました)。

文化的に交流がないはずの場所でもこの共通のモチーフはあるので、歴史学上では確かまだ解明されていないはずですが、ユングはこれを「全人類共通の記憶」として、元型、「アーキタイプ」と呼んだ。

そして、このアーキタイプが記録されているのが「集合無意識」であると解いた。
これが事実かどうかというのは不明。現在の心理学では主流でないし、否定されているかも。

さて、ここからはニューエイジ系引き寄せのお話。
全人類は「集合無意識」の部分でつながっている。
ということは、自分の意識→無意識→集合無意識、と通して、その集合無意識から、
他者の無意識、ひいては他者の顕在意識にアクセスして、それを大規模に行えば、
「自分の意志通りに他者を操れる」ひいては「願いを叶えさせることが出来るのでは」
というのが、ユングの集合無意識理論を用いた願望実現理論。

顕在意識→パソコンの画面に見える場所
無意識→パソコンの見えない中身
集合無意識→インターネット

と考えるとわかりやすいかも?
「ネットを通じて他の人のPCを操っちゃえ!」という感じですね。

そう書くとものすごく犯罪っぽいですが、叶えたい願いがそうでない限りは、別に犯罪じゃないです(とほおずきは思っています)。

この、集合無意識に「コマンド」を届けるのが各種のアファメーションなり、イメージングなりのメソッドになるわけですが、
その「コマンド」を届ける妨害をするのが、いわゆる「ブロック」や「観念」「エゴ」と呼ばれるものであると思っています。
これについては本ブログの方の
エゴ・ブロック・心理的抵抗・「ネガ」などについて
にまとめてあるので簡単に説明すると、

「あの人と結婚したい」←願いのイメージ
「だけど私はあの人とは不釣り合いだ」←願いを邪魔するイメージ
「あの人と結婚なんて出来るわけ無いから、願うだけつらいから願わない」←願いを否定する感情、観念

こんな感じです。

これをかいくぐることに特化したアファの方法論が、呪文式だと私は思っています。
「フラットに淡々と」は名言です。
フラットに淡々と、折にふれて合間を見つけて、とにかくアファメーションを唱えるのが、
呪文式のメインであると私は解釈しています。
感情は、しばしば別の感情を揺り起こします。

「嬉しい、嬉しい、【あれ、こんなに嬉しくていいのかな】という不安」
「嬉しい、楽しい、【でも、こんなの続くわけ無い】」
「イメージングで幸せを感じた、【でも、こんなの叶うわけ無い】」

これを防ぐために、あえて無感情に「言葉」を繰り返すことにより、
「言葉にイメージを乗せて、潜在意識【集合無意識】へ送り込む」のが呪文式であると私は思っています。

さて、ここでどこに「記号と象徴」が出て来るのか、というと、もう既に出てきています。

コミュでこんな質問をしてみました。

「炎」←これを見て連想するものを答えてください。

答え:
「火! 赤!」
「TIM!」
私「その発想はなかった」

というわけです。
どういうことかというと、本来「燃え盛るホノオ」という意味しかない「炎」という漢字一文字が、
人の頭脳を通すと、本来の意味でない「赤」や「TIM(笑)」というもののイメージを含んでいます。
「小さなものの中に、複数の、たくさんのイメージが含まれているもの」
それが記号であり、「象徴」であると鬼灯は考えています。
つまり、「言葉」とは、それそのものが記号であり、象徴なのです。
呪文式に乗っ取るのであれば、「感情を含まない記号を大量に集合無意識に送り込む」
ことによって、願望は叶うのです。

では、「どういう記号が有効であるのか?」
ということについて、私はこう言ってみました。

「水」←これを見て腹をたてる人はいますか?

答え:
普通いませんよねw

「水谷豊」←これを見て腹をたてる人はいるかもしれませんよね
(※ほおずきは水谷豊さんのファンです)

答え:
www

すなわち、「よりシンプルな記号ほど、感情を引き起こしにくい」のです。
マーフィー神父が、「大金を求めるために、どういう言葉を唱えればよいですか?」
と質問した人に対してこう答えたそうです。「冨、という言葉を繰り返し唱えなさい」と。
冨、という言葉にはネガティブなイメージや、余計なイメージは付随しにくいです。
そのため、マーフィー神父は「冨」という、お金や豊かなものを象徴するたった一つの言葉を提示したのだと思います。

シジル魔術についても記述しようかと思ったのですが、ちょっと長すぎるかと思うので;
今回はここまでで一度終わりますm(__)m ご清聴に感謝!