


日本でもアメリカでも「三匹の子豚」のお話は子供たちから人気がありますね。私も子供たちによく読んであげてました。その時の話です。
息子のアキラはバイリンガルで育てたのですが、男の子ということもあり、男の「モノ」の呼び方を「おちんちん」と普通に呼んでおりました。トイレトレーニングの際には欠かせない単語です。
アキラの母親はほとんど日本語ができず、毎日英語で育てておりました。私も日本語だったり英語だったりしてたのですが、英語の本を読むときは英語で。日本語の本を読み聞かせる時は日本語でした。「三匹の子豚」も日本語だったり、英語で "Three Little Pigs and the Big Bad Wolf" を聞かせたりしていました。
その本のなかで何回も繰り返されるフレーズがあります。
オオカミ:「子豚君、子豚君、おれを中に入れておくれ」
子豚たち:「いやだ、いやだよ、入れてやらない。ぼくのあごのひげにかけて絶対に中にいれてやるもんか」
ってなフレーズです。
これを英語で聞かせると
オオカミ:Little pig, little pig let me in!
子豚たち:Not by the hair of my chinny, chin chin. I will not let you in!
お分かりになった方もいらっしゃると思いますが、英語で「あご」のことを「chin チン」と呼ぶのです。ですので、「あごのひげにかけて」というところを「おちんちんのひげにかけて」と息子は解釈していたらしいのです。
アキラも大学1年生。先日話をしていると
「幼稚園に行くまで、どうして子豚のおちんちんに毛が生えているのか、ずっと不思議に思っていたんだ。」と言われて大爆笑した、というお話でした。





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