ある日友達の紹介で出会った。
その人は笑顔が素敵な人。
気付けば仲良くなってた。
いつの日か好きになってた。
仕事の時も、家でゴロゴロしてる時も、友達といる時も彼女の事を考えている自分がいた。
けして叶わない恋だと気付きながら…
遊んでいる時に時々見せる顔。
つまらなさそうな、何か抱えてるような顔。
そんな顔を見る度不安になって、心配になる。
勇気をだして聞いても答えてくれない。
それがまた寂しかった。
いつの間にか全然連絡もとらなくなった。
会う事もなくなった。
自分といてもつまらないのかな?
男して、友達としても見られてるのかな?
色んな事をマイナスに考えてしまって自分から連絡もとれなかった。
いつの日にか噂で聞いた。
「あいつ彼氏ができたってさ」
「幸せそうだったらしよ」
言葉に出来ない程の感情と痛みが胸を締め付けた。
でも心のどこかで「やっぱり」…なんて思った。
次の恋に行こう!
なんて言ったけど…
もう気になる人いるんだよね!
なんて言ったけど…
強がりだよ。
強がって自分の気持ちをごまかそうとした。
でも余計に寂しく…虚しくなった。
久し振りに連絡をとってみた。
なんか少し変わってた気がした。
彼氏ができた事も言ってはくれなかった。
友達としてもそこまでだったんだな。
そう思った。
それでもずっと…頭の中には彼女の姿が浮かぶ。
今まで一緒に遊んだ思い出や、表情が離れない。
忘れたいと思っても、心の中の好きって気持ちが忘れれさせてくれない…
仕事帰りに見上げた星降る夜空は、綺麗に切なく見えた。
あの時あーしてれば、この時こーしてればなんてかっこわるい後悔だけが残ってた。
後悔だけはしないと決めてたのに…
それでも時間は過ぎてゆく。
刹那く季節は巡り巡る。
いつの日か、彼女の親友から聞いた。
彼女が結婚したとゆう事。
不思議とあの時のような感情はなかった。
写真の中で結婚相手と並び、幸せそうな笑顔をしてる彼女を見て。
「幸せになれたんだね」って素直に思える今の自分がいた。
あの悲しみも今では笑って話せる思い出になっていた。
あの後悔も今の自分にとっていい経験だったと思えるものになってた。
コンビニ帰りに見上げた空は、あの日と同じ…
今は綺麗に不思議暖く見えた。