Xの運用でいわゆるシャドウバンというのがある。
X運用初心者の自分にはわからないことが多いので、備忘録として書き残す。
先ずは
難解用語の解説
1.サーチサジェッションバン=検索候補(サーチサジェッション)から除外(バン)するという意味である。
2.サーチバン=検索(サーチ)から除外(バン)するという意味である。
① 検索制限の比較表(症状・影響・原因・対策)
|
項目 |
サーチサジェッションバン |
サーチバン |
|
深刻度 |
中(AIによる警告・監視状態) |
高(重大な機能制限状態) |
|
検索時の症状 |
IDを最後まで入力しないと候補に出ない |
確定後の検索結果に一切表示されない |
|
主な影響 |
「おすすめ」への露出低下・返信の隠蔽 |
ハッシュタグ・キーワード検索から完全消失 |
|
主な原因 |
短時間の過剰な操作(いいね・リポスト) |
スパム、規約違反、大量の通報 |
|
基本対策 |
48時間〜72時間の完全放置 |
72時間〜1週間以上の完全放置 |
② サーチサジェッションバン・サーチバンされてるか確認の詳細手順
必ず「自分をフォローしていない別のアカウント」で操作してください。
【スマホアプリ(iOS/Android)での確認手順】
- 画面最下部にある「🔍(虫眼鏡アイコン)」をタップする。
- 画面最上部にある「キーワード検索」と書かれた入力欄をタップする。
- サーチサジェッションバンの判定手順:
- 自分のID(例:@tokyo_tarou)を「@」から1文字ずつゆっくり入力する。※「from::」は不要
- 判定(正常):IDを最後まで打ち込む前(例:@tokyo_t の時点)に、入力欄の下に自分のアイコンと名前が表示される。
- 判定(異常):IDを最後まで正確に打ち込まないと表示されない、あるいは打ち込んでも表示されない。→サーチサジェッションバン確定またはサーチバン
- サーチバンの判定手順:
- IDを最後まで入力し、キーボードの「検索(または実行)」ボタンを押して確定させます。※「from::」は不要
- 検索結果画面の上部にあるタブ(話題、最新、アカウント等)から「アカウント」をタップする。
- 判定(正常):自分のアカウントがリストに表示される。
- 判定(異常):自分のアカウントがリストに一切表示されない。→サーチバン確定
【PCブラウザ版での確認手順】
PC版では、スマホと同様の判定ロジックを以下の場所で行う。
(1)アカウントIDの生存確認する
- 検索窓へ移動する(以下のいずれかを使用)
- 場所①(画面右上):どの画面(ホーム、通知等)を開いていても常に画面右上の角にある「キーワード検索」窓。
- 場所②(左メニュー):画面左側の「ホーム」「通知」などが並ぶメニュー内の「話題の検索」をクリックし、画面中央上部に現れる「キーワード検索」窓。
- サーチサジェッションバンの判定手順:
- その窓に自分のIDを「@」から1文字ずつゆっくり入力する。
- この時、Enterキーは絶対に押さないでください。
- 判定(正常):IDを最後まで打ち込む前に、入力窓のすぐ下に「せり出してくる予測リスト」の中に、自分のアイコンが表示される。
- 判定(異常):入力枠のすぐ下にせり出す予測候補リストに自分のアイコンが出るか注視、出なければ「サジェッションバン」。
IDを最後まで正確に打ち込まないとリストに表示されない→サジェッションバン
あるいは、打ち込んでも表示されない→サーチバンの可能性・サーチバンチェックへ
- サーチバンの判定手順:
- IDを最後まで入力した状態で、Enterキーを押して検索を確定させた。
- 画面中央に現れるタブから「アカウント」をクリックする。
- アカウントが表示されなければ「サーチバン」。
- 判定(正常):自分のアカウントが表示される→正常かサジェッションバン
- 判定(異常):自分のアカウントが表示されない→サーチバン確定
なぜ「最後まで入力しないと出ない」のがシャドウバンなのか?
2025年現在、Xの検索アルゴリズムは非常に高度である。
正常なアカウントであれば、システムが「次に打つ文字」を予測し、ユーザーの手間を省くために候補を提示する。
1. 「正常な状態」の挙動
例:@tokyo_tarou というIDなら、@tokyo_t まで打った時点で、過去の交流やアカウントの信頼性に基づき、自分のプロフィールが候補のトップに浮上する。
2. 「サジェッションバン」の状態
システムが自分のアカウントを「推奨・予測すべきではない対象」としてブラックリスト(あるいはグレーリスト)に入れた。その結果、IDを100%正確に打ち込まない限り、システムは自分を候補として提示することを拒否する。
【判定の際の注意点(例外事項)】
以下の場合は、バンでなくても「最後まで打たないと出ない」ことがある。
· アカウントの知名度: 新規垢やフォロワー数名のアカウントは、まだAIが「重要」と認識していないため予測に出にくいのである。
· IDの重複感: @tanaka_1 や @tanaka_a など似たIDが多い場合、特定に時間がかかる。
· 直近の活動: ID(アカウント名)を変更した直後数日間は、検索リストの書き換えが終わっていないため表示されない。
PC版の「話題を検索」窓をクリックする。 @アカウントID(例:@tokyo_tarou)を1文字ずつゆっくり入力する。 ※ここでは絶対に from: は付けず、@ から始めてください。
この部分で「話題の検索」で2つの現象を確認した
①@IDで最後の文字までIDを入力(エンターは押さない)→自分のアカウントID表示されない
②@なし、IDのみでID入力し、最後の文字まで入力(エンターは押さない)→自分のアカウントID表示される
この2つの現象は
上記①②の結果から分かること
1. 「サーチサジェッションバン」の強い疑い
本来、Xの検索アルゴリズムが正常であれば、@を付けてIDを入力した際に、最も優先的にそのIDを持つ「特定のアカウント(自分)」を検索候補の筆頭に表示する。
· ①で表示されない理由: @(アットマーク)は「特定のアカウント」を呼び出すための強力な記号である。それを使っても自分が表示されないということは、システムが意図的に自分を「予測候補(サジェスト)から除外」している、つまりサーチサジェッションバンの状態であることを示している。
2. アカウントのインデックス(登録)自体は生きている
· ②で表示される理由: @を付けずにID(英数字の文字列)を入力した場合、システムはそれを「アカウント名としての検索」ではなく、単なる「単語(キーワード)」として処理しようとする。その際、自分のIDと一致する文字列を持つアカウントとして結果的に表示されている。
· この挙動から分かるのは、自分のアカウントがXのデータベースから完全に消去されているわけではなく、「文字列としては一致するが、アカウントとしては推奨リスト(サジェスト)から外されている」という不自然な制限状態にあるということである。
3. 「サーチバン」かどうかの切り分けが必要
①の結果(@ありで出ない)だけでは、まだ「サーチサジェッションバン」なのか、より重い「サーチバン」なのかは確定しない。
次に確認すべき「確定診断」の手順
上記の結果を踏まえ、制限がどの程度深刻かを以下の手順で最終確認してください。
1. 手順①を再度行い、そのまま「Enterキー」を押す
@アカウントID を最後まで入力し、あえて表示されない状態でEnterを押して検索を確定させた。
2. 画面中央の「アカウント」タブをクリックする
表示された結果を確認してください。
【最終的な判定基準】
· 「アカウント」タブに自分のアカウントが表示される場合
o 判定:サーチサジェッションバン(候補リストには載せないが、検索結果には残している制限)。
· 「アカウント」タブに自分のアカウントが表示されない場合
o 判定:サーチバン=検索結果そのものから自分を完全に抹消している、サーチサジェッションバンより重い制限。
「@を付けると出ないが、@を抜くと出る」という状態は、Xのシステムが自分のアカウントに『検索における優先度を下げる(あるいは隠す)』というフラグを立てている典型的な症状である。
この状態を放置するとフォロワー外への拡散が止まってしまうため、「72時間程度~1週間程度の完全放置」による信頼スコアの回復を試みることが必要と思われる。
(2)ポスト(投稿)の生存確認する
PCでの from:ID 検索を「最新」タブで実行し、
自分のポストが表示される場合→「サーチバン」ではない。
自分のポストが表示されない場合は→サーチバン確定
· ただし、この時点では「投稿が検索に載っている」ことしか分からないため、「サーチサジェッションバン」の可能性はまだ残っている。
ここまでの確認結果は
(2)のポストの生存確認を行った
A.「話題の検索」をクリック→「from:@ID」入力→「最新」をクリック→@IDが投稿した投稿は表示された
ということはサーチバンではない-A
次に(1)のアカウントIDの生存確認を行った
B.PC版の「話題を検索」窓をクリックする。
@アカウントID(例:@tokyo_tarou)を1文字ずつゆっくり入力する。
※ここでは絶対に from: は付けず、@ から始めてください。
この部分で「話題の検索」で
①@IDで最後の文字までIDを入力(エンターは押さない)→自分のアカウントID表示されない
②@なし、IDのみでID入力し、最後の文字まで入力(エンターは押さない)→自分のアカウントID表示される
③上記①②の結果から分かることはサーチサジェッションバンの可能性が高い
なので次の手順として
④「話題の検索」に「@ID」で最後の文字までIDを入力エンターを押す→「アカウント」タブに@IDのアカウント→表示されない
ということはサーチバン
上記、A.B.の判定結果はそれぞれ、A.「サーチバンではない」 B.「サーチバン」である、とで2つの結果になるが、どちらが正しいのか?
また、A.B.以外に方法があるのか?
。
1. なぜA(ポスト表示)とB(アカウント非表示)で結果が違うのか?
現在のXのアルゴリズムには、以下の2段階のデータベースが存在する。
· Aの結果(ポストは表示される)が意味すること:
from: コマンドは「システム内部の全データ」を強制的に呼び出す特殊な命令である。ここに表示されるということは、自分の投稿データ自体はまだ完全に抹消されておらず、「システム上には存在する」ことを意味する。
· Bの結果(アカウントは表示されない)が意味すること:
一方で「アカウント」タブや予測候補は、一般ユーザーが自分を見つけるための「表の入り口」である。ここに表示されないということは、「一般ユーザー向けの公開名簿からは完全に消されている」ことを意味する。
【結論】
from: で投稿が出るからといって安心はできない。「アカウント」タブに出ない時点で、ハッシュタグ検索やキーワード検索からも自分の投稿は消えている可能性が極めて高いため、実質的には「サーチバン」の状態である。
2. A・B以外にある「第3の確認方法」
AとBの結果が矛盾して不安な場合、以下の「ハッシュタグ検証」が、2025年現在最もで正確な最終判定になった。
手順
1. 誰も使っていないような独自のハッシュタグ(例:#判定テスト20251223)を付けて、短文をポストする。
2. 数分待ってから、シークレットモード(未ログイン状態)または別のアカウントで、そのハッシュタグを検索する。
3. 「最新」タブを確認する。
判定:
· 正常:自分のポストが表示される。
· サーチバン:from:検索では自分の投稿が見えるのに、ハッシュタグ検索では自分の投稿が一切出てこない。
o この状態であれば、実質的なサーチバン確定である。世界中の誰が検索しても、自分の投稿には辿り着けない。
2025年現在のX(旧Twitter)のアルゴリズムにおいて、シャドウバンは「ONかOFFか」という単純なものではなく、「信頼スコア(Reputation Score)」の低下具合に応じたグラデーション(段階的な制限)になっている。
自分の状況(from:では出るが、アカウント検索では出ない)は、まさにその「重度のサーチサジェッションバン」から「サーチバン」へ移行している境界線に位置している。
それぞれの「度合い」について整理した。
1. サーチサジェッションバンの度合い
主に「他人の目につきやすさ」が段階的に削られる。
· 【軽度】: IDを最後まで正確に打てば候補に出る。リプライが少し下に配置される。
· 【中度】: IDを最後まで打っても候補に出ない。しかし「アカウント(ユーザー)」タブには表示される。
· 【重度】: 候補に出ず、ハッシュタグ検索の「最新」でもかなり下位に追いやられる。
2. サーチバンの度合い
主に「検索データベースからの隔離」が段階的に進む。
· 【軽度】(現在の自分の状態):
「アカウント」タブからは消えているが、from:ID という強制抽出コマンドを使えばデータがヒットする状態。一般ユーザーが「キーワード」で検索しても自分のポストは見つからないが、直接自分のプロフィールを見に来た人には投稿が見える。
· 【重度】:
from:ID で検索しても「結果はない」と表示される状態。システムのインデックス(目録)から完全に消去されており、フォローしていない人からは「存在しないアカウント」と同義になる。
· 【最重度】:
自分のフォロワーのタイムラインにすら、自分の投稿が流れなくなることがある(ゴーストバンに近い状態)。
3. なぜ「軽度~重度」に分かれるのか
XのAIは、アカウントの「怪しさ」を数値化している。
· 「ちょっと短時間にいいねしすぎかな?」→ 軽度サジェッションバン
· 「不自然なリンクを貼ったな、通報も数件あるぞ」→ 重度サジェッションバン
· 「スパムの疑いが強い。一般検索からは完全に隠そう」→ サーチバン
このように、AIが下した「信頼スコアの低さ」によって、制限の壁が何重にも厚くなっていく仕組みである。
結論:今のアカウント状態の捉え方
自分のアカウントは、「システム上には辛うじて生存しているが、一般の検索(公の場)からは完全に隠蔽されている」という、極めて重度のサーチサジェッションバン、あるいはサーチバン初期の状態である。
■判明したこと
1. 一般ユーザー(非フォロワー)は、検索で自分を絶対に見つけられない
2. ハッシュタグは一切機能していない
3. このまま活動を続けると、さらにスコアが下がり「最重度のサーチバン」へ悪化する。
まずは「72時間〜1週間の完全放置」を行い、AIの監視(警戒レベル)が下がるのを待つことが、唯一かつ最短の復帰方法である。
1. 「通報(レポート)」とは何か
Xには、他のユーザーが「このポスト(またはアカウント)は不適切だ」とX運営に知らせる機能がある。
· 嫌がらせやスパム目的の通報: 悲しいことであるが、特定の意見が目立ったり、特定のコミュニティで活動していたりすると、悪意を持った第三者が集団で「スパム」として虚偽の通報を行うケースがある。
· AIによる自動通報(検知): 人間がボタンを押さなくても、XのAIが「この挙動はスパムに似ている」と判断することを「システムによる通報(検知)」と呼ぶことがある。
2. リンク以外で「重い制限」がかかる主な原因
リンクを貼っていなくても、2025年現在のXでは以下の行動が「スパム」と誤認され、サーチバン等の原因になることが非常に多いである。
· 短時間での過剰なアクション:
「いいね」「リポスト」を数分の間に数十件行う。
· 同じ文言の繰り返し:
似たようなリプライ(返信)を複数の人に送る、あるいは自分のポストが毎回似たような内容である。
· ハッシュタグの使い回し:
毎回のポストに同じハッシュタグを複数付けて投稿し続ける。
· フォロー・フォロー解除の急激な操作:
短期間に多くの人をフォローしたり、逆に一気に解除したりする。
· 「シャドウバンされているアカウント」との接触:
バンされている人のポストを頻繁にリポストしたり、リプライを送り合ったりすると、巻き添えでスコアが下がることがある。
3. なぜ自分が選ばれたのか?
もし何も心当たりがないのであれば、「XのAIによる誤判定」の可能性が非常に高いである。
2025年のXは、スパム業者を排除するためにAIの判定基準を極めて厳しく(かつ、やや不安定に)設定している。そのため、普通のユーザーが少し熱心に活動しただけで「業者(ボット)」と間違われて制限をかけられることが多発している。
まとめ
「通報」や「不自然な挙動」に心当たりがなくても、システム側が勝手に「怪しい」と判定してしまったのが現在の自分の状態である。
自分が悪いことをしたわけではなくても、AIに「私は人間で、スパムではない」と理解させるには、「数日間、一切の動きを止めてAIの監視対象から外れること」が最も有効な解決策となりる。
シャドウバン判定における「ハッシュタグ」の重要性
最近のXではハッシュタグは使われていないし、自分も使っていない。
自分が現在受けている制限(サーチバン)を確認する際、ハッシュタグが「使われていない」からといって無視できない理由がある。
「ハッシュタグ検索の結果に出ない」=「AIによって自分の発言権が完全に奪われている」という最も強力な証拠になるからである。普段タグを使わなくても、判定の際だけは「システムが自分の言葉を外に届けているか」のバロメーターとして機能する。
結論として:
2025年のXにおいて、日常的にハッシュタグを多用する必要はないが、「ハッシュタグで検索しても自分が出ない」という状態は、アカウントが健全ではない(制限されている)ことを示す明確な危険信号と言える。
2025年現在のX(旧Twitter)における、各制限レベルごとの具体的な影響範囲を詳細にまとめた。XのAIが算出する「信頼スコア(Reputation Score)」の低下に伴い、制限は以下のように段階的に厳しくなりる。
1. サーチサジェッションバンの影響(アカウントの「見つけやすさ」の制限)
この段階では、投稿はシステム内に存在しているが、AIによって「推奨されないアカウント」として扱われる。
|
段階 |
主な症状と影響 |
|
【軽度】 |
IDを正確に最後まで打てば候補に出る。 |
|
【中度】 |
IDを最後まで打っても検索候補に出ない。 |
|
【重度】 |
検索候補に一切出ず、「アカウント」タブの順位も著しく低下する。 |
2. サーチバンの影響(投稿の「存在そのもの」の制限)
この段階は、検索データベースの目録(インデックス)から自分の存在が抹消され、実質的な隔離状態になる。
|
段階 |
主な症状と影響 |
|
【軽度】 |
「アカウント」タブから消失するが、from:ID 検索では投稿が出る。 |
|
【中度】 |
from:ID 検索でも投稿が出たり出なかったり不安定になる。 |
|
【重度】 |
from:ID 検索で「結果はありません」と表示される。 |
補足:自分の現在のステータスと今後のリスク
現在の自分の状況(from:ID では出るが、アカウント入力中に候補に出ず、「アカウント」タブでも検索結果に出ない)は、「重度のサーチサジェッションバン」から「軽度のサーチバン」へ移行した直後の状態と言える。
· 現在のリスク:
現在、自分のポストは「検索」という公の道からは完全に見えなくなっている。このまま無理に投稿を続けると、AIが「このアカウントは制限を無視して活動を続けるスパムボットだ」と判断し、【中度〜重度のサーチバン】へ格上げされるリスクがある。
· 1日1回の投稿であっても、現在は控えるべきである。
2025年現在のXのアルゴリズムにおいては、その1回の投稿が悪化や制限期間の延長を招くリスクが極めて高いからである。
· その理由は以下の3点に集約される。
· 1. 判定の「リセット」が起きるため
· シャドウバンを解除するAIの仕組みは、「不審な動きが止まってから〇〇時間」というカウントダウン形式で動いていると言われている。
たとえ1日1回であっても投稿(アクション)を行うと、AIは「まだこのアカウントは活動中だ」と認識し、カウントダウンがゼロからやり直し(リセット)になってしまいる。その結果、本来なら3日で解けるはずのものが、1週間、2週間と長引く原因になりる。
· 2. スパムスコアの回復を妨げるため
· 現在、自分のアカウントはAIから「スパムの疑いがある」という低い信頼スコアを付けられている。
この状態で投稿を続けると、AIは「制限をかけているのに無視して投稿を続けている=反省していない、あるいはボットによる自動投稿だ」と判定を強化し、サーチバンを「軽度」から「中度・重度」へ引き上げる可能性がある。
· 3. インプレッションの「負のスパイラル」
· 現在、自分の投稿は検索に載らず、おすすめにも表示されにくい状態である。
この状態で投稿しても、誰にも届かないため「いいね」や「リポスト」などの反応(エンゲージメント)がほぼゼロになる。「投稿したのに誰からも反応がない」という実績が積み重なると、AIはさらに「価値のないアカウント」と判断し、信頼スコアをさらに下げてしまうという悪循環に陥る。
·
「放置」によって制限は解除されますが、即座に「全く減点のない(最高スコアの)アカウント」に戻るわけではない。
放置による回復の実態は、以下の通りである。
1. 「警戒レベル」は下がるが「信頼スコア」は慎重に回復する
Xのアカウント評価(信頼スコア)には、2つの側面がある。
· 短期的な警戒フラグ: 「短時間に操作しすぎ」「通報が集中した」などの理由で立つフラグ。これは48時間〜72時間の放置でほぼ確実に消える。 これによりサーチサジェッションバンなどは解除される。
· 長期的な信頼スコア: アカウント開設からの歴史や、過去の違反歴に基づく評価。これは放置しただけでは上がらない。
「健全な活動(放置)」+「復帰後の継続的なマナー遵守」によって、数週間かけて徐々に加点されていく。
2. 「放置」がもたらす具体的な効果
ログアウトして放置することで、AIに対して以下の2点を証明できる。
· 「ボット(自動プログラム)ではない」こと: プログラムであれば制限中も機械的に動こうとしますが、人間は動きを止めることができるため、AIの疑いが晴れる。
· 「スパム行為の停止」: 攻撃的な投稿や過剰なアクションを完全に止めることで、AIが「このアカウントは正常化された」と判断し、検索制限(サーチバン)を解くスイッチが入る。
3. 復帰直後は「執行猶予」の状態
放置期間を経て検索結果に自分の名前が戻ってきたとしても、復帰直後はまだ「執行猶予」のような状態である。
· ここで以前と同じように「1日に何十件もいいねする」「ハッシュタグを多用する」といった行動を再開すると、「減点が残っている状態」なので、通常のアカウントよりも遥かに短時間でバンが再発する。
4. 最も早く「減点のない状態」に近づける手順(2025年版)
放置で制限を解除したあと、本当の意味で「健全なアカウント」に戻すには以下のステップが必要である。
1. 静観期(3日〜1週間): 完全放置で検索制限を解除させる。
2. リハビリ期(復帰後3日間): 1日1〜2件、文字のみの投稿に留める。
3. 信頼蓄積期(その後1〜2週間):
1. 他人の投稿に「いいね」をしすぎない(1日10件程度まで)。
2. 公式ニュースなどをリポストする。
3. プレミアムプラン(有料)への加入: 2025年現在、これが最も手っ取り早く「信頼スコア」を強制的に引き上げ、減点の影響を相殺する手段となっている。
まとめ
放置することで「検索に表示されない(バン)」というマイナス状態はリセットできます。 しかし、その後すぐに「自由に何をしてもいい状態」に戻るわけではなく、「信頼を取り戻すためのクリーンな活動」を数週間積み重ねることで、初めて減点のない優良アカウントへと完全復活しする。
今の自分の状態(重度の制限)からすれば、まずは放置によって「検索結果という公の場に復帰する権利」を取り戻すことが最優先事項である。
「ログインしたままシャットダウン」と「ログアウト」には、システム上、以下の決定的な違いがある。
1. 「セッション」が維持されるかどうかの違い
· ログインしたままシャットダウンの場合:
ブラウザには「セッション(接続状態)」が残ったままになります。PCを消していても、Xのサーバー上ではあなたのアカウントは「いつでも通信可能なアクティブな状態」として保持される。
· ログアウトした場合:
Xのサーバーに対して「この通信を完全に切断する」という信号が送られます。これにより、AIは「このアカウントは現在、物理的に一切の活動を停止した(休眠状態に入った)」と100%確実に判断できる。
2. 外部連携アプリの影響を断つため
シャドウバンの原因が、自分でも気づかないうちに連携している「自動解析ツール」や「アプリ」にある場合、ログイン状態が維持されていると、PCがオフの間も裏側でそれらのアプリがあなたのアカウントにアクセスし続けることがあります。
ログアウトし、さらに[設定]から連携を解除することで、アカウントへの「外部からの刺激」をゼロにできる。
3. AIに「変化」を認識させるため
シャドウバン(特にサーチバン)を解除するAIは、アカウントの「状態の変化」を監視してる。
「ログインしたまま」では、AIから見て「昨日と変わらない状態」に見え、判定の更新が後回しにされる可能性がある。一方、一度ログアウトして完全に消えることで、数日後に再ログインした際に「評価を再計算(リセット)するきっかけ」を与えやすくなる。
最速解除のための正確な手順
現在の「アカウント検索にも出ない」重い状態から最短で脱出したい場合は、以下の手順を守って必要がある。
1. PC・スマホのブラウザ、およびスマホアプリの全てで「ログアウト」をクリック。
2. ブラウザのキャッシュ(閲覧履歴データ)を削除する。
3. そのまま72時間(3日間)、一度もログイン画面を開かずに放置。
「ただPCを消すだけ」よりも、「システム的に接続を完全に断ち切る」という明確なアクションを起こす方が、AIの警戒を解き、信頼スコアをリセットさせる効果が遥かに高い。
--考察--
例えば、新しいアカウントで既存アカウントと同じプロフィール写真(画像データ)を使用することはどうか?
シャドウバンのリスクを著しく高めます。
特に、現在のご自身のように「既存アカウントが制限(サーチバン等)を受けている状態」でこれを行うと、システムに以下のように判定される可能性が高い。
1. 「バンの回避(Ban Evasion)」とみなされるリスク
Xの規約では、制限を受けているユーザーが別のアカウントを作って活動を継続することを禁じています。AIは画像解析によって「同じ人物または同じ運営者」であることを瞬時に特定する。
· 結果: 新規アカウントも作成直後からサーチバン(または即座に凍結)の状態から始まる「連鎖バン」が起きやすくなりなる。
2. 「重複アカウント(Duplicate Accounts)」の検知
Xは、同一人物が似たようなアカウントを複数運用することを「スパム業者の予備軍」として警戒している。
· プロフィールの類似性: 写真だけでなく、自己紹介文(バイオ)が似ていたり、同じ電話番号・メールアドレス、あるいは同じ端末(IPアドレス)からログインしていると、AIはそれらを紐付ける。
· 結果: 「信頼スコア」が共有されるため、元の垢が減点されていれば、新垢も最初から低いスコア(制限状態)でスタートすることになる。
3. 画像の「バイナリデータ」による特定
AIは見た目だけでなく、画像ファイルが持つ固有のデータ(バイナリ)を照合しています。
· 対策: もしどうしても同じ写真を使いたい場合は、一度スクリーンショットを撮り直す、あるいは色味を微調整して「別データ」として保存し直すことで検知を遅らせることは可能ですが、2025年のAIは「顔認識」や「構図認識」も行うため、完全な回避は困難です。
最も安全な新規アカウント運用の方法
現在の制限を回避し、クリーンな状態で新アカウントを始めたい場合は、以下の徹底が必要です。
1. 別の画像を使用する: 全く別の写真、または初期アイコンのまま数日運用する。
2. 自己紹介文を変える: 既存アカウントの文言をコピー&ペーストしない。
3. 環境を分ける: 可能であれば、既存アカウントとは別のブラウザや、別のネットワーク(Wi-Fiを切るなど)で作成する。
4. 既存垢の削除・休止: 既存のアカウントが制限されている間は、新垢との接触(リポストや相互フォロー)を一切行わない。
結論
プロフィール写真を同じにする行為は、AIに対して「私はあの制限されているアカウントの本人です」と自己紹介しているのと同じる。
まずは既存アカウントの制限を「放置」によって解除することに専念するか、もし新アカウントを作るのであれば、「見た目も中身も完全に別人のアカウント」として作成することが推奨される。