石棺崩落で死の灰放出も チェルノブイリ原発


【モスクワ29日共同】29日付のロシア紙トルードは、1986年に史上最悪の放射能漏れ事故を起こしたウクライナのチェルノブイリ原発4号機を覆うコンクリート製の「石棺」が崩落した場合、「死の灰」数トンが上空2キロの高さに舞い上がり、同国のほかロシア、ベラルーシを汚染する恐れがあると伝えた。
同紙によると、「石棺」には老朽化のためあちこちに亀裂が入り、いつ崩落してもおかしくない状態。専門家らは、4号機の内部にはまだ160―170トンの放射性物質が残されており、「石棺」の崩壊が核分裂反応を引き起こす可能性もあると指摘している。
石棺の崩落の危険性は以前から指摘されており、ウクライナ政府は国際社会の支援で「石棺」を覆う巨大な遮へい物の建設計画を進めている。

(共同通信 2005/04/30)



【関連情報】

緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)ネットワークシステム

飛散予測の地図を見ると、放射性クリプトンが3月15日の午前10時までには東京に到達する、という予測を、日本政府は持っていた。

『・・・原子力災害に対する対策の強化を図り、もって原子力災害から国民の生命、身体及び財産を保護することを目的とする。・・』

   国民には、生命、身体、財産を保護される当然の権利が、
   法律によって定められている。

   この目的のために作られたシステムが
   緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)ネットワークシステムだ。

『・・環境放射線の観測値が一定レベルを超えていないかなどの
監視も常時行っている。一定のレベルを超えた場合は、
自動的に原案センター内および文部科学省の関係者に
携帯電話の音声とE-meilで通報される・・(抜粋)』

SPEEDIネットワークシステムの構成と機能概要
原子力施設から万一大量の放射性物質が放出されたり、あるいは、
そのおそれがあったりする場合に、国や地方公共団体は
住民の安全を確保するため迅速かつ的確な
防護対策を講じることとなっており、
SPEEDIネットワークシステムは24時間365日休むことなく稼動している。

原子力関連システム周辺の気象条件、原子力関連施設から放出が
予想される放出源情報およびあらかじめ設定された
地形データを基に「放射能拡散モデル計算」を行い、

放射性物質の拡散、大気中濃度、人体への被爆線量などを計測する。
・・・

従来は通常時1時間間隔(緊急時には10分間隔)であった
 環境放射線データの収集を常時10分間隔で行うよう改修が行われている。
 また一部の施設についても、一般的なγ腺線量に加えて中性子線の線量率も収集する

http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/8ad80abe7a22cb7fb4bc78fb70c9e1c6


ちょびっと防衛軍 テレビタックル石原幹事長が(SPEEDIのデータについて)我々も知っていた。けど、黙っていたんだ。と発言、国会議員は総ぐるみで隠蔽してた。今こそ、みんなの力で「平成の大政奉還」を始めよう。国の政(まつりごと)を今の政治家に任せていては国民の命がいくらあっても足りない。6月10日



【今日の一言投稿】 Yahoo!みぽりんのブログ 「ひとこと」より