六ケ所村核燃施設改造へ 設計に計算ミス、耐熱に問題
青森県六ケ所村にある使用済み核燃料再処理工場などの高レベル放射性廃棄物ガラス固化体施設で、熱を冷ます設計に計算ミスがあり施設を劣化させる恐れがあることが分かった。日本原燃が経済産業省原子力安全・保安院に報告した。改造工事などで今年12月予定のウラン試験終了が遅れる可能性もある。
ミスがあったのは建設準備中も含め4建屋。再計算では、ガラス固化体の中心は放射性物質の熱が約410度に収まるべきなのに最大624度になった。65度に制限している天井のコンクリートも最大136度になった。96年、01年に元請け会社が設計変更時、管理が甘く誤った計算に基づくプログラムを作成。日本原燃の品質保証体制も改革前で不備だった。
設計変更や改造工事(2建屋)はウラン試験の継続に影響はないが、改造工事を終えないと試験の最終段階には入れない。保安院は「厳正に審査する」としており、時間がかかる見込みだ。
(朝日新聞 2005/01/28)
【今日の一言投稿】 Yahoo!みぽりんのブログ 「ひとこと」より
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