【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】
核燃機構の不明プルトニウム、問題なしと判断・文科省
核燃料サイクル開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)で、1977年から2002年9月末までに累計206キロのプルトニウムが行方不明になっていた問題で、文部科学省は実際の不明量は59キロで、測定・計算上の誤差と見なして問題ないとの報告をまとめた。1日午前の原子力委員会に報告した。
原子力発電所から持ち込んだ使用済み燃料に含まれるプルトニウム量と、同施設で回収した量に食い違いがあるのが1月に判明し、文科省とサイクル機構、国際原子力機関(IAEA)が共同で調査していた。(日本経済新聞 2003/04/01)