【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】
原発の情報管理に反対


「原子力資料情報室」(東京)は15日、テロ対策の名の下に、米国や日本で原発情報が隠されているとして「情報秘密化と威圧的な原発警備に反対する」との声明を発表した。
声明は、10月8日の原子力安全委員会が非公開で行われたことや、米原子力規制委員会がインターネットのサイトを閉じたことなどを指摘。「テロの怖さより飛来物に対する原発の脆弱(ぜいじゃく)さが問われるべきなのに、テロ対策の名で、人々の命や健康、安全にかかわる原発の問題点が秘匿されようとしている」と訴え、閉塞(へいそく)状況からの脱出には「早急に原発を廃止する以外にない」としている。(共同通信 2001/10/15)