【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】
女川原発の作業員が死亡
6日午前8時45分ごろ、宮城県女川町の東北電力女川原子力発電所2号機内の補助ボイラー室で、点検作業のために待機していた福島県富岡町の男性作業員(52)が、仲間の作業員に「具合が悪い」と訴えてしゃがみ込み、その後意識を失った。男性は女川町内の病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
東北電力によると、男性は定期点検を委託した三和工機(東京都港区)の社員。10月いっぱい点検作業をする予定だった。男性に持病があったかなどは不明という。
補助ボイラー室は放射線管理区域外で、被ばくする場所ではなく、一緒にいた作業員8人に異常はないという。同社は原因などを調べている。
(共同通信 2000/10/06)