【昔から事故だらけの原発 1976年~の事故】

日立の下請け虚偽報告 原発溶接工事後の熱処理


東京電力、中部電力などの原子力発電所で、配管溶接工事後の熱処理の記録について、工事を請け負った日立製作所(本社東京、金井務社長)の下請け会社が偽の報告をしていたことが16日、通産省・資源エネルギー庁の発表で明らかになった。ただ同省などは、溶接部の強度など運転を継続するための基本的な性能に支障はない、としている。
通産省では17日朝から日立製作所のほか、溶接工事を施工した子会社の日立エンジニアリングサービス(茨城県日立市、中野清蔵社長)、熱処理を行った伸光(同、鈴木光社長)に対して立ち入り検査を行い、記録改ざんの事実や場所を調べるとともに、あらためて溶接部の安全性を検査する方針だ。
伸光が熱処理を行ったのは、柏崎刈羽(新潟県)福島(福島県)志賀(石川県)敦賀(福井県)浜岡(静岡県)島根など、東電、中電、北陸電力、日本原子力発電、中国電力の5事業者沸騰水型原発8カ所、計18基
溶接後の熱処理の工程で、温度記録計約5万6700件のうち167件について乱れを修正したり、別のデータを使ったりした疑い。
日立製作所などが12日、資源エネルギー庁に報告していた。
配管の強度が溶接後の耐圧、機能検査で確認されているうえ、温度記録に疑義はあったものの熱処理の作業が確認されていること、該当する18基の原子力発電所で過去にトラブルが生じていないことなどから、当面の運転には支障がないという。
熱処理は、溶接後に配管に生じるゆがみを直すとともに、配管を折れにくくするため、しなやかさを回復させる目的で行う。溶接部分に電気コイルを巻き、600-700度まで徐々に加熱し、一定時間後にゆっくりと冷却する。伸光は火力発電所でも配管の熱処理を行っており、東電などは原発と合わせて検査を実施する。

(中日新聞 1997/09/17)





私が命じられた北海道泊原発の検査記録改ざん

不都合な検査記録は改ざんしろと・・・

「泊原発3号機・検査結果は真っ赤な改ざんです。」
と検査官の下請けさんが内部告発!!

http://blog.goo.ne.jp/jpnx02/e/bcaa308e10998ef55b815d9f14d583ef