Q 、ご飯を食べたあと、すぐの何かを食べたくなります。夕方4時~5時あたりに低血糖になります。
A、食後、脳にエネルギーが行くまで時間差があるので食べたくなることがあります。低血糖のときは、単糖の摂取をオススメします。パンやお菓子は勧めません。
理論と対策
目標:糖を食べても代謝が出来るような体になること
糖のはなし
細胞でエネルギー化しやすい糖、しにくい糖
エネルギー化しやすい糖=単糖(例:果物、黒糖、はちみつ)
エネルギー化しにくい糖=糖+植物油脂(ココナッツオイルを除く)
○うどん>×パスタ
○おにぎり>×カレー
パン→おにぎり→いも の順でエネルギーになりやすい
⇔糖質制限
血糖値を急激に上げないように油と絡める
小腸から糖が吸収されるスピード(GI値)より、最終的に代謝できるかが大切
(吸収スピードによってインスリンの量は変わらない)
アトピーがひどいときには、糖の吸収スピードと痒みは比例したので、吸収スピードは気を付けました。(あくまでも“痒み”基準で考えると、軽い糖質制限は私には効果的でした)
糖代謝能力のタイプ別の対策
A:①食事→②血中の糖が上がる→(インスリンが働く)→③細胞内に糖が行く(ALA=5アミノレブリン酸を使い糖をエネルギーに変換)
→④正常:糖をエネルギーに変換して元気に!ーAタイプ
→④低血糖=低エネルギー:糖を細胞内で糖をエネルギーに変換しにくい
⑤パスタやカレー(糖+植物油脂)のみしんどい―Bタイプ(→単糖を摂取)
⑤パスタ(植物油脂あり)でも、おにぎり(植物油脂なし)でもしんどい―Cタイプ(→5アミノレブリン酸のサプリなどで糖代謝をサポート)
B:食事→血中の糖↑→細胞内に糖がいかない→糖尿病3つのタイプに(ここでは割愛)
私のアトピー症状別食事
1、超炎症期
主食はさつまいも。火を入れた果物(りんごとさつまいもをよく炊いていた)、野菜スープなど、ゼリーを欲す(おそらくゼラチン)。タンパク質は植物性のみ(味噌、豆乳、きなこなど)
基本的に、小麦、米、動物性タンパク質、生野菜などの生ものは受け付けない❌。
GI値が高いものも痒みが増すので❌。
食べたときに口の中で刺激を感じるもの(辛み、甘味、塩味すべて)は❌。
2、炎症終息期
1に加えて、米、小麦が食べられるようになる。少しなら生野菜や果物も○
動物性タンパク質は、小魚、鰹節、シーチキンぐらいなら○
3、細胞修復期
2に加えて、煮魚、豚肉などの動物性タンパク質が食べられるようになる
南洋系の果物、刺身など酵素の強いものはまだ無理
動物性タンパク質が食べられる状態が、今の私の中では健康度が高いです。
エネルギーいっぱいのぷりぷりの伊勢海老は食べれませんが、喫茶店などのカラッカラのエビが入ったエビピラフは食べれます。・・・ヨワイヤツネ。
4、元期(元気)!
何でも問題なく食べられる!
この状態になったことはほぼありませんが、私の目標です。
個人的には、糖は諸刃の剣だと思います。
私は単糖の生蜂蜜で皮膚炎が大悪化しました
今は頭を使う前には黒糖などを摂取しますが、特に痒みは出ません。
次回は、2015年のひどい食事制限のときから感じるようになった、食事への罪悪感や緊張を治すために実践していることを書きます。
病気の治療所のオススメページ
糖質と低エネルギーについて(副腎疲労症候群)
脂質の摂取について(副腎疲労症候群)
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