【豪州の宝石】ラトレイユキンイロクワガタの魅力とは?パプキンとの違いも徹底解説!
クワガタ飼育の楽しみといえば、やはりその「造形」と「色」ですよね。
世界中に美しいクワガタは数多くいますが、オーストラリア大陸に生息するラトレイユキンイロクワガタ(Lamprima latreillii)の輝きは格別です。
今日は、一度ハマると抜け出せない「ラトレイユ沼」へ皆さんをご案内します。
1. ラトレイユキンイロクワガタとは?
ラトレイユは、オーストラリア北東部(クイーンズランド州など)に生息するキンイロクワガタの一種です。
最大の特徴は、なんといってもその金属光沢。
オスはゴールドやグリーン、カッパー(銅色)に輝き、メスはさらにバリエーション豊かで、ノーマルなグリーンから、ブルー、パープル、そして非常に珍しいレッドまで発現することがあります。
ここがポイント!
ただ光っているだけではありません。ラトレイユは他のキンイロクワガタに比べて「光沢の質感が厚い」と言われることが多く、深みのある輝きを楽しめます。
2. 「パプキン」と何が違うの?
よく比較されるのが、ニューギニア島に生息するメジャー種「パプアキンイロクワガタ(パプキン)」です。
「見た目が似ているけど、どこが違うの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
プロの視点で、決定的な違いを表にまとめました。
| 特徴 | ラトレイユキンイロクワガタ | パプアキンイロクワガタ |
| 生息地 | オーストラリア | パプアニューギニア |
| 体型 | やや丸みがあり、ガッチリしている | スマートで細身 |
| 大アゴ | 太くて短い傾向がある | 細くて長い傾向がある |
| 前胸(背中) | 点刻(ブツブツ)が粗く、目立つ | 点刻が細かく、ツルッとしている
| レアカラー | 鮮烈な「赤」が出にくいが、紫系が美しい | ブルーやパープルが有名
一言で言えば、「スマートで繊細なパプキン」に対し、「マッシブで野性味あふれるラトレイユ」といったところでしょうか。
特に、大アゴの内歯(内側のトゲ)の形状や、前胸のザラつき感を見ると、慣れればすぐに見分けがつきます。
3. 実は飼育難易度が低い?
「こんなに綺麗なら、飼育が難しいのでは?」
そう思うかもしれませんが、実はラトレイユは初心者キラーと呼ばれるほど(良い意味で)、飼育が容易な種類です。
省スペース: 小型種なので、プリンカップや小さなボトルで飼育可能。
温度管理: オーストラリア産ですが、極端な高温・低温でなければ常温(20〜25℃前後)で適応します。
産卵: マット産み(発酵マットに卵を産む)なので、産卵木を用意する必要がなく、セットが簡単です。