アルバムのお話。

タイトル Down by the Jetty

ミュージシャン Dr.feelgood

発表 1975年

UKのパンクムーブメントの少し前、パブロックと呼ばれる一派がありました。

そのパブロックの代表格Dr.feelgoodのメジャーデビューアルバムがこちらの作品。

オープニング曲「She does it right」

わかりやすい8ビートロックですね。

ウィルコ・ジョンソン氏のギタープレイが心地よいです。

鋭いギターカッティングあり、ブルースや古きよきロケンロールのフレーズありと、多彩なプレイを聴くことができます。

またライヴ動画を見るとジョンソン氏はピックを使わない指弾き派でした。

テンポの速い曲で指弾きで、怪我などしなかったのだろうか？と余計な心配をしてしまいました。

wikipediaで「パブロック」を調べてみると、そのものズバリで小さなパブのステージで経験を積んだバンドのことのようです。

また、パブロックの影響を受けた少年少女がパンクロックに進むケースもあり、代表格のDr.feelgoodをパンクの元祖とする解釈もあるようです。

ギタリストのウィルコ・ジョンソン氏は今年の11月にお亡くなりになりました。

そのニュースを見て、UKロックの歴史のなかでよく名前のあがるDr.feelgoodをアタシはよく聴いていないことに気付き、アルバムを購入してみた次第です。

Down by the Jetty/Dr.feelgood