アルバムのお話。


タイトル Greatest hits

ミュージシャン Queen

発表 1981年



Queenについては説明不要でしょう。

そのベストアルバムの一つ。

Queenにとって初のベストアルバム。

初期のシングル曲を中心に選曲されています。


「Bohemian rhapsody」


5分57秒というシングルとしてはやや長めの曲。
長い曲というのは時間の制約があるラジオ番組で流すには不利と言われておりますが、全英1位、全米9位を始め各国でヒット。
ピアノバラードで始まりオペラ調の中間部を経てギター全開のハードロック部分、そしてピアノバラードに戻り静かに終わる、という複雑な構成です。
メンバー各員の演奏技術が高くないと完成しなかったであろうQueenの代表曲の一つ。

「Another one bites the dust」

ベーシスト、ジョン・ディーコン氏の作曲。
個人的にロック屈指の神ベースラインと思っている曲。
Queenがファンクを作るとこうなる、という事例。
全英7位、全米1位。

「Somebody to love」

美しいハーモニーのコーラスが印象的な曲。
こういうハーモニーの良さもQueenの特徴の一つでしょう。
ドラマーのロジャー・テイラー氏は少年時代に聖歌隊に在籍していたと聞きます。
ドラムだけでなくコーラス、時にはリードボーカルもとる歌唱力の高い人です。
なおこの曲は空耳が発生してます。
興味のある人は調べてみてもよいかと思います😁

「We are the champions」

これも有名な曲ですね。
壮大な広がりのある曲だと思います。
全英2位、全米4位。

「We will rock you」

野太いドラム、手拍子に乗せて展開されるリズムパートのアイデアの勝利と思う曲。
約2分の短い曲ながらインパクトがあり、Queenを知らずともこの曲は耳にしたという人は多いのではないでしようか。

このベストアルバムは売れに売れて、累計売上は2500万枚を超えるそうな。

この時期のQueenが良いと思う人は多いと思いますが、このベストアルバムを聴くとその理由がわかります。