有名人の名前を題名にした曲は多い。
まずは、「歌手編」。
トップは前作「沢田研二」の繋がりで「ジュリーがライバル」から。
石野真子/ジュリーがライバル(1979年)
私生活では2度の結婚、離婚を経験。その後、交際相手の妻公認の不倫関係が話題になるなど波乱万丈の人生を経験した、元アイドル歌手・石野真子(現在53歳、写真)の歌う「ジュリーがライバル」の作詞は松本礼児、作曲は幸耕平。
カリプソ風味のサウンドと冒頭のライラ・ライラ・・・というコーラスが楽しい曲で、「春ラ!ラ!ラ!」に続くセールスを記録した彼女の代表曲。この曲で紅白にも初出場となった。
よしだたくろう/シンシア(1974年)
「シンシア」とは、1971年に「17才」でレコード・デビューを飾り、「元祖アイドル」と語られることもある女性歌手、南沙織(現在60歳、写真)の愛称で、クリスチャン・ネームでもある。
彼女の「早春の港」(1973年)を耳にしたよしだたくろうが、この曲のアンサーソングとして、かまやつひろしと連名で発表した。
なお、彼女はジュリーの熱狂的なファンで、1971年の夏に芸能誌の対談で念願の対面を果たしている。(Wikipedia参照)
杏里/オリビアを聴きながら(1978年)
尾崎亜美が作詞・作曲をして、杏里に提供された「オリビアを聴きながら」の「オリビア」とは、オリビア・ニュートン=ジョン(現在66歳、写真)のことで、1970年代から1980年代半ばにかけて数多くのヒット曲を放ち、世界的な人気を博した。
この曲は、直接的にオリビア自身について歌ったわけではなく、女性目線で恋の終幕が歌われた "失恋ソング" の類であり、主人公の女性の「お気に入り」として名前が登場する。
(Wikipedia参照)
荒木一郎/ジャニスを聴きながら (1975年)
「ジャニス」は、アメリカ・テキサス州ポートアーサー出身の女性ロック歌手、ジャニス・リン・ジョプリン(1970年、27歳で没、写真)のことで、魂のこもった圧倒的な歌唱力と特徴のある歌声により、1960年代を代表する歌手として活躍。また、死してなおロックの歴史を代表するシンガーとして、今日に至るまで人気を博している。
彼女をモデルにした映画は、ベット・ミドラー主演の「ローズ 」(1979年)と、「歌え! ジャニス★ジョプリンのように」(2003年)が有名。(Wikipedia参照)
吉幾三/俺はぜったい!プレスリー(1977年)