さぁいよいよシーズンが始動し始めました | 板面舎[いたづらしゃ]のHandmade ski

板面舎[いたづらしゃ]のHandmade ski

ハンドメイドテレマークスキー工房、ワイオミングとコロラドの友人の工房で学んだノウハウを生かし木製芯材を使ったWoodenなテレマークスキーを作っています。注文主様と一緒に滑ってから作るのがオイラ流

 長い夏休みを頂いて、野良仕事で体をいじめていました。あと一週間ほどでコロラドの山の中に行きます。
 目的は毎年お願いしているカスタムスキー工房のScottyBobの処に行って来シーズンの板の相談をしてきますよ。来シーズンの板はBullShark!なんと恐ろしい名前でしょう。今まで主にゲレンデで使っていた。HeadRushのロッカーバージョンなんです。
 で、今回のもう一つの目的は(もちろんフライフィッシングもしますがこれは後日)コロラド州の山の中に点在するHutと呼ばれるキャビンに冬の下見を兼ねて泊まりに行くことです。
 正確には 10th Mountain Division Huts WW2の時代にヨーロッパ戦線、主にイタリア戦線ですが、ここに行く兵士の訓練場としてコロラドの山間部が選ばれその兵士たちのためのログハウスが終戦後 10th Mountain Hut Associationとして管理されています。冬はテレマークスキーやアルペンツーリングでHut to Hutと雪の中キャビンを渡り歩くのですね。HutとHutの距離は8キロ~15キロ程でしょうか。
 昨年はベイルパスの近くにあるShrine Mountainに行きましたよ。

ワイオミング・ジョーダンの手作りスキー WYOMING JOHDANs Handmade ski
こんなキャビンが一泊30ドル~35ドルで泊まれます。夏はトレッキングやマウンテンバイクで冬はスキーやスノーシューで行くのです。周りは15~20度くらいの斜面が緩やかに伸びてバックカントリースキー天国になります。
施設は小綺麗でストーブとキッチンがあり、板張りのベットと薄いマットレスのある寝室やロフトを何人かの同宿の皆さんとシェアします、冬は薪ストーブで雪を溶かして飲料水にしたり食事を作ります。
 申し込みは原則電話でのコンタクトなのでここは英語の堪能な方にお願いするのが一番です。
 初めての申し込みは色々分からないことばかりで、支払いはクレジットカードと云うのは分かるけどキャビンの入口の電子ロックの鍵の暗証番号はどうやって教えてもらうのか?申し込みの際に免責書の提出・・・これがさっぱり理解できませんでした・・・Waiversというウェブサイトのコーナーから申告するのですが、日本語に直訳すると「権利放棄」って何だろう、もしかして予約の権利をキャンセルすることかなぁ~なんて思っていたら、分かりやすく言うと自己責任承諾と云うことらしい。
 雪崩や遭難の危険を承知して来なさいということか。さてさて次回をお楽しみに