モールドから取り出す | 板面舎[いたづらしゃ]のHandmade ski

板面舎[いたづらしゃ]のHandmade ski

ハンドメイドテレマークスキー工房、ワイオミングとコロラドの友人の工房で学んだノウハウを生かし木製芯材を使ったWoodenなテレマークスキーを作っています。注文主様と一緒に滑ってから作るのがオイラ流

プレスしてからエポキシの硬化時間が来て、それでも心配で余計な時間を加えてモールドから板を外しました。
ガッチガチにエポキシが固まって・・・いたのは良いのですが、モールドから剥がすのが一苦労です。プレスした時にあふれ出たエポキシがなかなか良くくっついていましてハハハハ。

WYOMING JOHDANs Handmade ski
この板をバンドソーで滑走面のエッジに沿って切り出します。そのごトップ・サイド・テールとベルトサンダーで仕上げるのです。
 このとき使う道具バンドソーとベルトサンダーは友人の木彫作家の作業場に行ってお借りします。自分でもDIY用のバンドソーやベルトサンダーは有るのですがガチガチに固まったエポキシを切るには役立たずなので。
 出来上がった板を平らな場所に置いてみると思い通りにロッカーとベンドが仕上がっていてグッド!
 サイドウォールをベルトサンダーで磨いてエッジを光らせます、ピカッ。表面の木目を綺麗にするために目の細かいサンドペーパーで磨いて表面塗装用の中粘度エポキシを少し厚めに塗ります。

WYOMING JOHDANs Handmade ski
後は表面のエポキシの乾燥を待って滑走面をスキーショップに行って磨いて頂く。
 革靴で乗りこなすような細板(と云っても15年ほど前の普通の板の巾ですが)ロッカースキーの完成まじかです。
 次は185センチのセミファット・パウダーロッカーモデルを作らにゃならんらしい。