板面舎[いたづらしゃ]のHandmade ski

板面舎[いたづらしゃ]のHandmade ski

ハンドメイドテレマークスキー工房、ワイオミングとコロラドの友人の工房で学んだノウハウを生かし木製芯材を使ったWoodenなテレマークスキーを作っています。注文主様と一緒に滑ってから作るのがオイラ流

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どうも最近Facebookばかりに投稿していてこっちがおろそかになってます。多分こちらをご覧の方もFacebookのアカウントをお持ちの方がほとんどですからあっちも見てくださいね。

 今回は竹の集製材を使ってのブランク作りの話です。竹の薄板業者は以外に多くて選択肢には困りません。どの位置にその竹を使うかというと滑走面と心材の間にグラスファイバーと一緒に挟みます。先端の曲がりはバーナーで炙ると綺麗なカーブを描いてスキーの形状になります。竹板全体はバーナーで焦がすことにより内部の珪素がにじんでフレックスが強くなります。これは以前フライフィッシングロッドをバンブーのトンキンケーンで製作したときに得たノウハウですよ。

ではまたFacebookでお会いしましょう。

 

昨年までは自作していたスキーのサイドウォールは硬質の木材でバーチとかタモなどを使って仕上げにエポキシを染み込ませていたのですが、数年使っているとどうしてもエポキシが剥離したりして水の染み込みが心配でした。 まぁ実際水の染み込み問題は無かったのですが、ちょっと気を使ってサイドウォールをABSかPtexにしようかと考えていたのです。

 そこでチョット気になっていた素材があって(値段はかなり気になる)使ってみることにしました。名前は一応木材なのですが素材はABSで、人造木材とでもいうのでしょうか。

 見た目は普通の材木と変わりませんが材質は高密度プラスチックです。

マルノコでの切断やエポキシでの接着ももなんら木と変わりませんのでこれからドンドン使って行きたいと思います・・・ねだんがぁ~もっチョット安ければなぁ。

二本の上側が今回の使用する人造木材で下がポプラの角材です。

 

長い間留守にしていました。今月末からいよいよハンドメイドスキーの製作にかかります。米国からマテリアルの宅配が届く季節になり、心材のポプラも届き始めました。

 え、今まで何をしていたかって?釣りですよ釣り!コロラドの大草原をゆったり流れる川でカットスロートを釣ってアラスカのフェアバンクスから水上飛行機で1時間ほどの某湖脇のログハウスでお昼寝してました。

 

先日、わが町の町長さんとスキー作業所で対談した記事が町の広報に載りました。町のHPにもアップされてましたので転載させていただきました。

http://town.yamanouchi.nagano.jp/topic?id=4#3598

ご覧下さいね。
最近滑走面にウロコ状のステップソールを彫ってみようと色々試行錯誤していました。現在発売されているステップソールのスキーはほとんどがウロコ状半円形の刻みが凸であり、これに対して自作のものは凹状態のように彫刻刀で半円状に掘り込んでいます。
 そこで一発奮起して自分でも半円形の凸ができないか試行錯誤してみました。まぁ要するに谷をへこませればすむことなのでまず刻みの角度を測ってみると1/150位の角度≒1度くらいの角度でしたこれを基本にテンプレートを製作、それにトリマーで削るのですが何とか形になってきました




深さを色々試したり、メーカー製のウロコの深さを参考にしてみると一般的な深さは0.2~0.3mmほどです。