そしてその日、私は彼と会った


前回のお話はこちら




あのときもう終わったはずだった

もう二度と彼と2人で会うことはない


そう思っていたけど…

私はやっぱり諦められなくて

どうしても会いたくて


彼も「本当にいいのかなぁ…」って迷ってたみたいだけど

それでも会った


本当に嬉しくてねラブ

でも、やっぱり心から喜んではいなかったアセアセ


彼は、本当にお別れしたんだっけ??って思うくらい今までと変わらず優しかったけどえーん


やっぱり奥さんを選んだってことだよね、だからあのとき別れることになったんだよね

私が諦めきれないから…仕方なく会ってくれてるだけなんだよね


彼のこと、そう疑ってたからタラー


だから喜びの中に不安が混ざり、最後は不安が勝ってたえーん



だから長期出張前でバタバタしてたのに時間作って会いに来てくれた彼の気持ちも

帰り際に、名残惜しそうにギューってハグしてくれた気持ちも


全く考えず、ただ疑ってたえーん


あんなことがあったのに、また2人で会えたこと

彼が以前と変わらない気持ちで私と一緒にいてくれたこと


そのことがどんなに凄いことで、幸せなことなのか…

全く気づかなかったタラー


だからそれに気づくために?
それとも彼と一緒にいることは違うよって教えるために?
神様が教えてくれたのか…


あれからたった一度だけ、一度会っただけなのに


また奥さんに気づかれてしまいました


⑯へ続く


最後までお読み頂きありがとうございました

愛と感謝を込めて

                         さくらんぼチェリーさくらんぼ