それからはさらに、来る日も来る日も彼のことしか考えられらくなってた
前回のお話はこちら
あのとき私があんなこと言わなければよかったの?
あの日私がああしていれば、こんなことにならなかった?
毎日後悔し、自分を責め、現実を否定して
生きる屍って、あのときの私みたいなこと言うんだと思う
そのくらい本当に酷かった
みるみる痩せていき、子供にまで「ママおかしいよっ!」って泣かれる始末
これではいけない!って自分を奮い立たせて、なんとか普通に過ごしてたけど、夜になると一人でトイレでもお風呂でも泣いてた
そんなとき、昔からの友人が「実は不倫してるの…」って突然のカミングアウト
なんか察知したのかもしれないけど(笑)
私もそれまで誰にも言えずに辛くて、辛くて
彼女とお互いに墓場まで持ってくって約束して
初めて人に彼とのこと話してしまった
今は彼女は彼とお別れしてしまって、私とも全然会うこともなくなってしまったけど…
あのとき彼女に話しを聞いてもらえたことは今でも感謝してる
その頃…
あれから半年以上たっていた
もうすぐ彼の誕生日
相変わらず毎日彼のことばかり考える日々は変わってなかった
でもそのとき私は一つ心に決めたんだ
⑬に続く
最後までお読み頂きありがとうございました
愛と感謝を込めて
チェリー