流れに逆らうDNA | 小川村塾ブログ

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金魚の水槽の掃除をしていると

新しい水を入れる時に気づいたことがある。

 

水槽に水を入れると水流ができる。

その水の流れに逆らって金魚たちがやってくる。

時には水流に巻き込まれて体がクルクル回転している。

そんな状態になっても水流の起こる場所に向かってやってくる。

 

元気のよい金魚ならば鯉の滝登りならぬ金魚の滝登りが見られるのではないかと言いたいくらいだ。

滝を登った鯉は竜になったが金魚は何になるのだろうか。

 

多くの魚は水の流れに逆らって進む性質があるという。

淡水魚なら水の流れに逆らわなければいつかは海に流れて行ってしまう。

淡水魚にとってそれは死を意味する。

 

淡水魚が水の流れに逆らって泳ぐのは当然のことだろう。

 

魚の何種類かが陸上に上がり何億年もの時を経て人間が誕生したという考えをもとにすると人間には魚のDNAが含まれていることになる。

 

魚に流れに逆らう性質があるということならば

その性質が人間のDNAに組み込まれているとするならば

元来人間には流れに逆らう性質があるということになる。

 

決められたことを決められた通りに行う。

できるだけそのようにしようとする。

それが良いとされている。

 

そんな時ちょっと疑問がわいてくる。

これで良いのか。

 

それは魚のDNAが騒いでいる。

 

 

 

2024/04/08