誰もが記者 | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

「今朝のトラックの事故を知っている?」
 と生徒の一人が聞いてきた。

「知らない。朝の何時ごろ?」
 と言うと

「午前5時ごろ。すごかったらしいですよ。すごい音がして。トラックが塀に突っ込んで、トラックが燃えたらしいです。僕も見てないですけれどね。」
 

 そう言うと、おもむろにスマホを取り出して写真を見せてきた。
 
 そこには、トラックが塀に突っ込んでる画像やトラックが燃えている画像があった。

 今朝、事故現場に行った生徒の友人が事故の写真を撮って、メールで仲間に送ったらしい。

 事故現場から瞬時に生々しい写真が送られてくる時代だ。

 確かに事故現場に遭遇したら、やはり興奮して写真を撮り、仲間に送りたくなる。

 誰もが現場記者になる時代だ。

 こちらが欲しくない情報も送られてくる。
 そんな時代でもある。

 ライブでニュースが飛び込んでくる。
 果たしてそれが良いことなのか悪いことなのか。

 それは分からない。

 でも、誰もがニュース発信者になる時代であることは確かだ。