今回の作品は、このシリーズでいちばん面白かった。
小説をまだ、読んでいないので、次はどうなるのだろうか、ハラハラドキドキして、時にはビックリして、映画を観ることができた。
だから、面白かった。
でも、その反面、分からないことが出てきて、それらが気になってしまって、仕方がなかった。
以前、小説を読んで、このシリーズを観た時に、自分がイメージしたシーンより、映画の方がチャチにできていて、ちょっとがっかりした時があった。
そして、結末も分かっているので、これからどうなるのだろうか、というハラハラドキドキという気持ちが湧いてこなかった。
原作を読んでいると、先が分かってしまっていて、映画の楽しみが少なくなってしまう。
だけど、映画だけの場合、観ていて分からない部分が出てきてしまって、やはり、楽しみが少なくなってしまう。
そう考えると、どうすればよいのか、分からない。
以前、「ダ・ヴィンチ・コード」は小説を読んでから、映画を観た。
すると、犯人を知っているので、面白くなかった。
それだけの理由ではないかもしれないけれど、面白くなかった。
「桜田門外ノ変」は映画を観た後、小説を読んだ。
すると、映画での説明不足の部分がよく分かって、映画も小説も楽しむことができた。
犯人探しの映画は、小説を読んでから、映画を観ても、映画の面白さが少なくなってしまうのは仕方がない。
「ハリー・ポッター」を、また最初から読み返すとしても、今回の映画の最後のシーンまでにして、後の残りは、パート２の映画を観てからにした方が、映画を楽しむことができそう。
今回、最後まで読んでないので、それができる。