牡丹(ぼたん)の花 | 小川村塾ブログ

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 南側の日当たりのよい所に植えたチューリップは、もう花びらが落ちて、茎だけになっている。
 それ以外の東、西、北側に植えたチューリップは、今がちょうど見ごろの、満開状態で花が咲いている。

 そのチューリップに挟まれて、牡丹(ぼたん)が2本、花芽をつけて立っている。
 この牡丹は毎年、たくさんの花を咲かせてきた。
 昨年は、どちらも花を8個位咲かせた。

 だから、今年も花がきれいに咲くのを期待していた。
 それが、今のところ、花芽がどちらも5個位しか、ついていない。

 昨年より、だいぶ花芽が少なくなってしまったようだ。
 風が強い時に枝が折れてしまったのが、原因なのだろうか。

 牡丹は花がたくさん咲くと、1個の花自体も大きいので、とても華やかになる。
 ただ、牡丹の花が咲く頃は梅雨どきなので、必ず雨が降る。

 せっかく、きれいに大きく牡丹の花が咲いていても、雨が降ると、いっぺんに花びらが雨水でヘタってしまう。
 雨が降った時は、牡丹の花の上に、傘をかける人がいる。

 時々、そのように牡丹の花の上に、雨傘をかけている情景を見る。
 とても大切にされている牡丹だということが分かる。

 かわいそうだけれども、そこまでは、家の牡丹にはしていない。
 だから、家の牡丹は雨が降ったら、花びらはおしまいになる。
 雨が降ると、家の牡丹は泣いている。