電話セールス | 小川村塾ブログ

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生徒一人ひとりに合わせて「分かりやすい」を心がけて講習を行っています。

 忙しくしている時に電話のベルが鳴る。
 すぐに出なくては、と走って電話口に行って、受話器を取る。
 するとセールスの電話だ。

 昔は相手に悪いと思って、すぐには切らないで相手の質問などに答えていた。
 すると、これが悪い。
 相手にとっては、いいカモだ、と思うようで、ずんずんと押してくる。

 最終的には断ると、何かこちらが悪いことをしたような気持ちにもなる。
 そんな経験から、セールスの電話はすぐに断るようにしている。

 セールスの電話はよくかかる。
 だからセールスの電話は慣れたと言える。

 電話のベルが鳴ったならば、受話器を取るまでセールスの電話なのかは分からない。
 だから、忙しくしていても、電話のベルが鳴ったなら、電話口まで走っていかなければならない。

 走って行って、受話器を取ると、機械的な音声が流れてくる。
 「こちらは……」
 いっぺんで気分が悪くなる。
 機械の声を流すのは効果はあるのだろうか。
 逆効果だと、ほとんどの人は思うだろうになぜ流すのだろうか。
 もっと他の何か目的があるとしか考えられない。

 
 受話器を取って、機械的な音声が流れてくるとすぐに反射的に何も言わずに受話器を置いてしまうので、話されている内容も分からない。
 だから、どんなところが電話をかけているのかも知らない。
 そんな状態なのだから、効果はあると思えない。

 でも、ほんの少しの確率で内容を聞いてくれる人がいるのかもしれない。
 そんな人のためにかけている電話を取るしかない自分がいる。
 その結果、気分が滅入ることもあるのに、電話を取るしかない自分がいる。

 この前、受話器を取ったら電話セールスで、向こうがくどくど色々言ってきたので、
「電話を切りますよ」
 と言って切ろうとしたら、向こうの方が先に無言で電話を切った。

 無言で先に電話を切られると何か気分の悪さが倍増した。
 向こうから一方的に電話をかけてきて、こちらは電話に出てあげた。
 という立場なのに、挨拶もなしに無言で先に電話を切るというのは、気分が悪い。
 爽やかな気分にさせる電話セールスはないのだろうか。