中学生がテレビドラマ「スクール」が面白い、と言っていた。
江口洋介さん主演だったので、一応録画は初回からしてあった。
ただ、内容が熱血教師物だということで、今まで色々放映されていたような物という感じがしていたので、観るのはどうしようかと思っていた。
どちらかと言うと、観ない方向に向かっていた。
江口洋介さんは、「ひとつ屋根の下」「古畑任三郎SP」「救命病棟24時」「GOEMON」「チェイス」などを観ていて、好きな俳優さんだ。
そこで、今回「スクール」は録画していた。
中学生が「スクール」が面白いと言ったその深夜、初回を観てみた。
すると、面白かった。
すごく、というほどではないけれど、思ったより面白かった。
続けて2話目も観てしまった。
当然、続けてみることは寝不足状態になるので、止めようと思ったが、観たい方が勝ってしまった。
小学生、中学生がこの「スクール」を観て、共感できるところがあるのだろう。
理想の教師、理想の学校が垣間見れるのかもしれない。
そこが、中学生が「スクール」を観て、面白いと言った要因だろう。
大人は今まで、このような熱血教師物は見飽きていると思うだろう。
またか、と思うだろう。
でも、大人も以前は子どもで、その熱血物に夢中になっていたはずだ。
そのことを考えると、今の小学生、中学生にとっては、今回の「スクール」が初めての熱血教師物ということもありえる。
何かリアルな物ばかり追求しているドラマでは、心が躍らないとも考えられる。
熱血教師の王道ドラマは、いつの時代も初めて観る者たちの心を揺さぶるのだろう。
大人は見飽きたベタな設定も、子供たちにとっては、心動かされる物語ということになる。
子どもは子どもの目線で、大人は大人の目線で、ドラマは観ることができる。
「スクール」、王道ドラマで結構。
王道を突っ走ってもらいたい。
あんちゃんは校長先生になっても、あんちゃんだ。
久しぶりに、あんちゃんに会った。