勉強を始めようと思っても、なかなか勉強が始められないという人がほとんどだと思います。
ほとんどの人は勉強しなければならないのだけれども、勉強する気にならないので、机の前でやる気が出るのを待っている状態になります。
なかなかエンジンがかからないので困っています。
このような状態をなくすためには、勉強開始の科目を考えます。
通常はスポーツで言うところのウオーミングアップということになりますので、算数、数学の計算問題などのあまり頭を使わないものから始めるとよいと思われます。
しかし、算数、数学が嫌いで、計算なんかも嫌でしょうがないというような人は、該当しません。
嫌いな科目はできるだけしたくないので、それを最初に持ってくると、やる気はますますなくなってきます。
ですから、始めの科目は自分が嫌だと思わないような科目にしなければなりません。
少しでも、始めはやってみようかな、という気持ちを抱かせるものでなくてはなりません。
その後に、嫌いな科目、苦手な科目を持ってくるようにします。
勉強開始時刻はぴったりの時刻より、はんぱな時刻にするとよいでしょう。
たとえば、9時ちょうどから始めようと考えるより、8時53分から始めようと考えるわけです。
そうすることによって、細かい時間を有効に使うようになります。