空いている時間には、大体いつも人の悪口を言っている生徒がいる。
先生の悪口や、同級生、先輩の悪口だ。
得意になって、周りの者に悪口を言っている。
しかも、悪口の内容は、容姿など外見上のことが多い。
聞いている周りの者は、あまり関心がない。
だいたい、人の悪口を聞くのは気分がいいものではない。
そこで、人の悪口はあまり言わない方がよいと忠告をする。
すると、今度は忠告をした人の悪口を違う場所に行って言う。
忠告をされたので、考えて少しでも悪口を言うのを減らしてみようとは思わない。
まだ幼いのだ、と考えればよいのかもしれない。
いろいろな経験をこれからして、成長していくことで分かるのかもしれない。
経験は人を成長させる。
その成長過程なのだと考えればよいのだろう。
成長すれば、人の悪口を言うことは自分にとって、ひとつもプラスにならないことを知るだろう。